春に生まれたあるひとりの男の像 - B-REVIEW
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春に生まれたあるひとりの男の像    

<批評対象作品>


 武田地球さんの「ある春」の批評を書きます。  いつも春になると思い出すこの詩、どこが優れているのかな。  街の情景を描いている。各情景の背後に、それに結びついた人々がいる。つまり街には人がいて、情景は思い出とともにある。それが不思議に感情を揺さぶるのは、描いている武田地球さんが感情を動かしていることがよくわかるからだろう。最後に、「ぼくはひとりで春になろうとした」とある。これは、あるひとりの男が春という感情になりきろうとしたということだろう。つまり、自分自身の姿が春になり、自分自身の姿を使って(ところ構わず飛びまわって)、春自体に自分を同化させようとした、言ってみれば蝶々になろうとしたということだ。  人間は感情を抱くのだが、それに形、像を与えることができる。そのようにして感情を確かめ保存し表出させる。それくらいしか、僕は、人間が生きる意味を見いだせない。この詩の最後の文のバランスを崩しそうに春になる男の姿。この像がありったけの春の感情を表している。不安や切なさ、喜び。  人は性格によって好む感情も違うだろうが、僕は武田地球さんのように感情の像をいつも作り続けていきたい。そういうことが、ポジティブな形での生きることだと考える。



春に生まれたあるひとりの男の像 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 11
P V 数 : 1326.9
お気に入り数: 0
投票数   : 2


作成日時 2023-03-10
コメント日時 2023-03-14

春に生まれたあるひとりの男の像 コメントセクション

コメント数(11)
吸収
吸収
作品へ
(2023-03-11)

>言ってみれば蝶々になろうとしたということだ。 ちょっとキモイ解釈だなと思ったが 作品に飛んで読んでみると 確かに読もうとすればそうとも読めるなと思った。 批評対象のチョイスは黒髪さんの性格が出ていると思いました

3
黒髪
吸収さんへ
(2023-03-12)

キモイですか……。僕は割とそういった傾向があるので。妄想系の。性格が出ているというのはたしかにそうです。

2
黒髪
さんへ
(2023-03-12)

武田地球さんの作品に感じることを分析してみました。自分の考えていることに引きつけてみたのですが、不思議な魅力を自分なりに書くことができたと思っています。ゆるされるかぎりは、そんな気持ちも大切ですね。大事なことをこれからも書き続けてください。楽しみにしています。良くなった目で現実を見つめ続けていこうと思います。色んな人が色んなことを考えている中でわかり合っていきたいです。多様性って大事ですよね。戦は続きます。人生が負け戦になってはちょっと困りますが、保守反動から遠い武田地球さんの詩が好きです。

2
YANJE
YANJE
作品へ
(2023-03-13)

おはようございます。 こないだ、アカウントを閉じると、言いましたが、ログアウトだけで、消すことは出来ませんでした。 なので、知っていたらアカウントを消す方法を教えてくれますか?

2
黒髪
YANJEさんへ
(2023-03-13)

ガイドラインにあると思いますが、アカウントは消せないはずですよ。

1
YANJE
YANJE
作品へ
(2023-03-13)

そうなんですか。 ありがとうございました。

1
YANJE
YANJE
黒髪さんへ
(2023-03-13)

そうなんですか。 ありがとうございました。 じゃあ、Googleのアカウントを消すと、どうなるんでしょうか? できたら返信お願い致します。

1
柳煙?
YANJEさんへ
(2023-03-13)

ぐーぐるあかうんとをけしたらぐーるあかうんとがきえます

1
YANJE
YANJE
柳煙?さんへ
(2023-03-13)

そうではなく、 Googleアカウントを消すと、 B-REVEWアカウントは、どうなるか、ということです。

0
柳煙?
YANJEさんへ
(2023-03-13)

びれーびゅーあかうんとは、消すことはできません。

1
YANJE
YANJE
さんへ
(2023-03-14)

B−REVEIWアカウントとGoogleアカウントは、関係ないのですね。 ありがとうございました。

0

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投稿作品数: 2