友人に教会の子がいてね
そうアーメンのね
その子から聖書をもらったのよ
くれるって言うから
で読んでみたのよ
そしたらこれ何?
パンツ二枚持ってちゃいけないって書いてあるの!
そうあのイエスが言ってるのよ!
イエスってイエス・キリストのことでしょ?
あ、パンツじゃなくて下着だったかしら?
とにかくはいちゃいけないって言うのよ!
最初なんなのって思ったわ!
でも真面目らしいのよ!
あたし下着持ってちゃいけないの?
洗濯する時どうするのよ!
ねえ、あたしは天国に入れないの?
私は地獄に落ちるの?
あたしはどうしたらいいのよ!
これってブラも含まれるの?
ねえ、ブラって下着なの?
あたしブラならたくさん持ってるわよ
夜中に集めるの趣味だもの
え? そっちを先に悔い改めろって?
それもそうよねえ
警察に逝ってこようかしら?
アーメンだわ
作品データ
コメント数 : 8
P V 数 : 1009.4
お気に入り数: 1
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作成日時 2023-03-06
コメント日時 2023-03-18
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2024/11/21 23時15分06秒現在
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社会的な死を暗示する恐ろしい詩だ
1ある意味で、今の政界にある、聖域に踏み込まれていて、かなりな問題作ですね。
1面白かったです。「ある意味で、今の政界にある、聖域に踏み込まれていて、かなりな問題作ですね」と、三浦さんがコメントしているけど、壺売りはキリスト教ではなく、もう一つのジミンに引っ付いている宗教団体と同じく国体が反社とのあいだに置いた「汚いカネの浄化装置」です。片や集金マシーン、片や票田。こいつらは、いわば双子の兄弟です。反社(ブラックマネー)と国体の間にはワケワカメな数多の新興宗教団体があり、国体のまわりには彼らを守る権威としての「ちゃんとした」仏教と神道がある。マタイによる福音書にある、「行って、『天国が近づいた』と宣べ伝えよ。病人をいやし、死人をよみがえらせ、らい病人をきよめ、悪霊を追い出せ。ただで受けたのだから、ただで与えるがよい。財布の中に金、銀または銭を入れて行くな。旅行のための袋も、二枚の下着も、くつも、つえも持って行くな。働き人がその食物を得るのは当然である」という件がこの作品のコアになっているのだが、後半から女性だと思っていた「あたし」がどうもヘンタイで、「警察に逝ってこようかしら?」というラストは衝撃的だった。
2はじめまして。 この詩では、所謂世俗的な価値観と宗教的な価値観とのギャップあるいは相克を、ユーモラスな口調で表しているのだな、と思いました。 そして最後に、語り手は実は下着泥棒だった、というオチがついています。 それはもしかしたら、下着への偏執的な愛情と、宗教的な聖なるものへの志向とは、大元のところで共通するものを持っている、起源を同じくしている、ということを言おうとしているのではないか、とも思ったのですが、そんな見方は穿ち過ぎというものでしょうか。 面白い詩ですね。
1イエスキリストが、何かいやな存在に感じられるような。ユーモラスな詩だと思うのですが、下着、パンツ、ブラが何か別の意味を持ってしまうまでに、この詩はアピールして居るのかもしれません。
1コメントありがとうございます この作品は政界とは関係はないんです
1なんか、面白い詩ですね。 イエス・キリストが悪者みたいに感じられますね。 一度、疑いましたよ。 何で、下着、持っちゃいけないの!?って。(笑) 和みますね。 こんな世の中だからこそ、 わたしには、響きました。
1イエス・キリストを悪者にはしてないんですけど、、アメリカには自称キリストが何百人もいたそうです。この作品はギャグですけど・・・;
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