誰かが誰かを
非難するor批判する
文を見て心が騒つく
そんな檻に入っている
ピンク色をした豚が
小雨の降る朝に運ばれる
流されていく日々に
蓄積された体臭が
アスファルトに流れ
通勤途中の車のタイヤが
何台も踏みつけていく
その一台の車の中で
真っさらな肉体で
傷一つ無い体のまま
窓を開けた少女の髪は
千切れた旗のように
風にたなびいている
鼻につく豚の体臭と文章
繰り返される諸行は無情
どうしようもなく臭い豚
一瞥してから窓を閉める
ガラスに映る少女は雨に
運ばれる
流される
そして踏みつける
鼻につく豚の体臭と文章
繰り返される諸行は無情
豚が鳴いている
泣かされてるのか
反論しているのか
大した学もないくせに
よくぞ声を張り上げたものだ
ともかく
東京から熱海まで約100キロ
温泉に浸かり眠りたい
全ての宿にWiFiが有ればいい
その真白な肌を文章にして
誰かに酷評されたい
まるで電車の中で痴漢を告発して
冤罪の男の首を締め付けるように
あずふぉーわんでぇー
消毒する手すりにぶら下がり
次の駅の名前を何回も繰り返す
冤罪の男の首を締め付けるように
通勤する車の中で
どりーみんぐいんぽるとふぃーの
豚の体臭のした隣の男の
首を締め付け/るorない/ように
誰かを酷評したい
騒つくままに
次は横浜の声を聴くと
シューマイを食べたくなる
衝動
豚肉をミンチにして
頭に
グリーンピースを置く
衝動
豚小屋どこ?
少女が母親に尋ねている
今日の宿どこ?だった
注1*記憶のすり替えにより、現在は旅行をしていない。豚の記憶はある断片的解釈として捉えている事象である。
ので
降りましたホームから二番線です
からの
横浜から辿る
揺れている
車の中にいる
冷たい雫が
ピンク色の体に伝わり
声を出す
汚れた体を洗い流す
死にたくない
死にたくない
何回も檻にぶつかり
身体中アザが出来ている
糞を無理やり出して
身体に塗りたくってやる
せめてもの抵抗と思われる程
食べられたくない
こんな奴らに
あ、消えた
「 豚、その生涯 。」
静寂の、青
暗転
輪廻転生
天気、晴れ。踊り子に乗り、シューマイ弁当を食べる。熱海に行くのも何年ぶりだろうか、早く温泉に入りたい。そんなことより記憶力がどんどん低下しています。病気なのでしょうか?愛情も趣味も情熱も毎日無くなっていくのがわかります。怖いと思う自分とどうでもいいという自分がいます。昔から破壊衝動はありました。全てを無くしたい気持ちは今もあります。一体どうすれば終わりが来るのでしょうか。神様。私には時間がありません。
と
書き終えて外に出るといつの間にか小雨が降っている
折りたたみの傘をバックから取り出して
車から降りそのまま会社に向かうのは朝だった。
の処で力尽きました
ブヒ。
作品データ
コメント数 : 4
P V 数 : 574.9
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作成日時 2023-03-04
コメント日時 2023-03-05
#現代詩
#ビーレビ杯不参加
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
| 平均値 | 中央値 |
叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
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2024/11/21 23時16分41秒現在
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社会に仕事人として存在することが人の尊厳を脅かし、自嘲し、豚、という言葉を転がす、それはあまりに悲しいことだと感じました。追い詰められると愛情も趣味も文化的豊かさも擦り切れてしまうものです。社会がシステムが人が無慈悲だから、それも一面の真理です。大きなものに対峙してちっぽけな自分を責めすぎないでくださいね。皆、人は小さいものです。森にでも行かれて清流の音でも聞かれたらいかがですか。自然は癒されます。私は夜にテレビで焚火や旅のドキュメンタリーを見るだけでも慰められます。伊豆はお金がかかるけどいいですね。
0感想ありがとうございます。 コレはたしか詩の投稿であーでもないこーでもないと騒ぐ奴らを見てコイツら豚みたいにブヒブヒいってんな。と呆れて書いた作品です。伊豆は年一回家族旅行で行きます。 良い場所ですね。
1もしも「詩の投稿であーでもないこーでもないと騒ぐ奴ら」の中にこのボクも入っているとしたら、5or6.(ゴロ)さんにだけは心から「本当にごめんなさい」と謝っておきます。どうかお許しを。ここは脱会できないサイトということなので、そのような豚小屋みたいな【縛り】が解ける迄、あともう少しだけ豚野郎でいさせてください。 ブヒブヒ、、でもカツ丼大好き!
0この作品は文極がまだ活動していた時の作品ですので俺も豚野郎の一人であります。 まじトンカツー最高 ブヒー
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