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口の港
口に港が入って行く感覚を 大事にしたくて 線路の石を眺めていた 紙が線路を舞って居た 糞臭のするトイレで読む歴史書 キウイのお酒を飲んだ 妻はスポーツが得意で ラージサイズだった 待って居ると心が混んで来るので 希土類元素の色で心を慰めた 細工ばかりで悔しいと妻は言って居た 妻に口の港を見せてやりたかった 聖句が口から洩れる 私だって背高のっぽなんだから 妻のラージサイズは気にならなかった ほらほらこれが僕の港 中原中也の骨よりは?立派だと思うのだけれども
口の港 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 828.2
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 12
作成日時 2023-03-03
コメント日時 2023-04-01
項目 | 全期間(2024/12/04現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 12 | 12 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 12 | 12 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 12 | 12 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 12 | 12 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
本当に感動したときは言葉が出ないとよく聞きますが、まさしく今その状態です。
1ほらほらこれが僕の港 中原中也の骨よりは?立派だと思うのだけれども ほらほらこれがぼくの骨 を思い出しました。 うまい使い方ですね。
1飴川論理さんコメントを有難う御座います。ああ、それは嬉しいです。中原中也の詩の引用は唐突だったのかもしれませんが、よく知られた詩なので、効果を発揮すると思って挿入しました。自分の詩の「港」に置き換えた形でしたが効果を発揮すると思いました。
0田中宏輔さんコメントを有難う御座います。よく知られた中原の詩ですが、確かに自分としては、都合よく思い出せて良かったと思っています。自分の詩の「港」に合わせる形なので、不安でしたが今では良かったと思っています。
0ABさんコメントを有難う御座います。そうですね、港はポートとか他にも選択の余地があったのかもしれませんが、確かに、まとまった感じも港と言うタイトルに反映して居るのかもしれません。
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