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神社
馬が塵になって風に舞う 馬が塵になって行く過程を マツブサに見学してから 神社に向かった ジンジャーエールを供されたので 有難く頂く 神社に到着する前だった ちょっと迂回して余裕を見せると クエン酸の匂いが鼻を突いた エボナイト製の万年筆を拾う格好を 誰かに見られたと思い 鼻の方が御留守になって居たのかもしれない 鶏糞や牛糞なら警戒するのだが そんな時に供されたジンジャーエールに 助けられ再び私は神社に急いだ クエン酸の匂いごときがなんだと 私は油断して 神社で待って居る チューブ怪人の事を忘れて居た 馬の塵を浴びて私のボディーは強化されているはずなのだが 心の準備が出来て居なかった いきなりチューブビームを浴びて 右腕の可動範囲を少し狭められて 私は膝をつく チューブ怪人の高笑いが神社に響き渡った
神社 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 962.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-03-01
コメント日時 2023-04-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「馬→塵」なんてフレーズ(言葉の繋がり)を一体どうやったら思いつけるのか…エイクピアさんの頭の中を覗きたいです。
1oneさんコメントを有難う御座います。特撮ドラマとかの影響かもしれませんが、誰かの詩で、殆ど忘れてしまったのですが、こんなような場面が、具体的なものは違うかもしれませんが、あったのをちらと覚えているのです。
0こんにちは。 馬が塵になって風に舞うとは、競馬のことで、ジンジャーエールは神社の駄洒落。 そんなふうに思ったのですが、その後が正直なところよくわかりません。 ここは、シュールレアリズムの流れを汲む作品だと思って、ただただ言葉を味わえばいいのでしょうか。 なかなか難しいです。 余談ですが、今、「ただただ」と書いて、ダダイズムの、「ダダは何をも意味しない」という言葉を思い出しました。
1不思議。 面白い。 クエン酸とジンジャーエール。 何というか単語の深くに潜り込んでいくような読後感でした。
1m.tasakiさんコメントを有難う御座います。ああ、シュールレアリズムにダダイズム。私はダダイズムと言うと、ダダさんと言うあだ名を付けられていた中原中也を思い出します。そうですね、ダダ的な、シュル的な理解でいいと思いますし、確かにジンジャーエールと神社は私の中で明確に意識されて居ました。
0かずやさんコメントを有難う御座います。クエン酸の匂いなんかは調べて鼻に刺激臭があるなど、その程度の理解でしたが、内容の整合性は一応気を遣いました。ジンジャーエールは神社からの連想も有りますが、カラオケの時によく飲んで居たからかもしれません。
1今月A・I・Oさんの「奇麗な泥」読んだ後なので「馬が塵になって行く」っていう「行く」にだいぶ反応してしまいました。なんだろう、「馬が行く」のはんぱじゃない疾走感ってあると思うんですよね。エイクピア作品をナンセンスのつもりで私はだいぶ長いこと読んでたんですけど、三か月くらい前から、そういうことじゃないんだなと思うようになりました。ただときどき、本当にこれは悪魔的に作られてるなと思うものがあり、それが一番アンタイリアリティがあって好きです。すみません、おそらくアンタイリアリティという言葉はないのですが、エイクピア作品にはきっと許されると思って書いてみました。
1いすきさんコメントを有難う御座います。ああ、アンタイリアリティーですか。ニーチェのアンチクリストと言う言葉を思い出します。多分ニーチェのこの言葉はニーチェを論じる文脈だけで、彼が言った範囲内でしか使用されないと思うのですが、寡聞にして知らないだけかもしれません。サタニックと言うのか、悪魔的ですか、悪魔的に作られて居る、そうですね、デモーニッシュとも言い得るのかもしれません。ゲーテのファウスト博士とか、思い出すのは多いのですが、今後の詩作に資するような気がしてきました、悪魔的なと言うキーワードが。
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