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無題
時々怖いねと言われる それは何も考えてない時のこと 優しいねと言われる それは射殺す程の嫌悪感を示すときのこと 真面目だと言われる あまりにも楽をしたいだけなのに いい奴だと言われる 嫌われたくないだけなのに 本音や本質なんてものは そのくらいの覚悟がないと出ないかもしれない 私の中身なんてそんなものだ ただふとした時に溢れ出る中身に 私は人生を込める そんな時は少しにやけた顔でもして聞いてくれよ そのくらいがちょうどいいよ、多分ね
無題 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 649.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-02-21
コメント日時 2023-02-23
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
周囲にいる「誰か」のことが痛いほど気にかかる、そんな雰囲気が伝わりました。
1人と人の綾は、表現するのが難しく、私にも未だ達せられておりませんが、本作もまた、表現出来ていないように思いました。
1はじめまして。 自分の内にあるものは、きちんと言葉にしない限り、周りになかなか伝わらないものですね。 また、言葉に表しても、真面目に聞いてくれる人がいないこともあります。 あるいは、きちんと言葉に表しても、それが正しく伝わらない、理解されないということもあります。 詩や散文を書いていると、そういうことはよくあるでしょう。それでも書くことを止めない、止められないというのが詩人なのかもしれません。 ただ6連目の 「ただふとした時に溢れ出る中身に 私は人生を込める」 という部分ですが、ふとした時に漏れ出るのですから、そこに人生を込めるのは、意識的にされることではないのでしょう。 後になって思い返して、あのとき自分の人生が込められていたのだ、と気づくのではないでしょうか。 だからこそ、「少しにやけた顔でもして聞いてくれ」るのがちょうどいいのだと思います。 ところで、この詩のタイトルが「無題」なのはなぜでしょう。 ただ単に思いつかなかっただけなのか、それとも言葉では表せなかったのか。 後者だとすれば、それはやはり、無意識に人生を込めることと関係があるのかもしれません。
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