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灯る家族
今美術館に来ている 野口里佳展の「夜の星へ」という映像作品を見ている ベルリンの街をバスの窓から撮影したものだ 夜の街をきらきらと街灯が照らす 照らされた道路をひたすらに車やバスが走る 小さい頃、似たような光景を見たことがあった 家族で外に出かける いつもお父さんが運転する 私は決まって、窓に張り付いていた 夜になり 帰り道 家に向かっているはずなのに どこでもないどこかへ永遠と走るような 怖いようなわくわくした気持ち いつか帰り道がなくなっても この車に乗っている お姉ちゃん、お母さん、お父さんそして私は 絶対に守られていて どんなとこへゆこうと、乗り越えられる気がした 恐れるものがないような安心感 そろそろ家に着く 暗い田舎のやたら広い土地に、家がぽつんと 玄関だけ灯りがついている 帰ってきた! おかえり 家中の電気をつけて、こたつもつけて 家族囲んで温まる やっぱりこわくない もう一度思う
灯る家族 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 701.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2023-01-31
コメント日時 2023-02-06
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
私って家族の詩が全部好きなんですよ。 ってか、なんだろう、詩人ってやっぱ問題のある家庭に生まれた人が多いと思うんですよね。普通に生きてたら詩ってあんま書かないと思うんですよ。普通に生きてたら、中学生になってハンドボールしたり、高校で一生懸命勉強 or 部活、そして楽しい大学生活送って大手企業に就職しちゃうんですよね。で、めっちゃ幸せだから生きてるだけで最高だから、わざわざ文章なんて書かないっていう。なんだろう、文章書いてる人ってやっぱり自己主張とかあるから文章書くんですが、その要因ってのはやっぱり家庭とか学校なんですよね。子供の生きる世界がそこだから。 だから、この作品読んでも、なんか深読みしちゃうんですよね。そういう瞬間に感じるスリルってあると思います。
1矢張り有名な写真家、とりわけ国際的な認知度の高い写真家を写真を見ると影響を受けるものだなと思います。回想に入り怖い気持ち。家族のだんらんで、救われたような気持ち。3部構成と言う訳ではないでしょうが、分かり易く、簡潔で、親しみ易い詩だと思いました。
1あいこんになってからの初投稿です。初コメントです。ありがとうございます! 実は投稿してからちょっと未完成だなぁと思い、修正ができず‥後悔してます 笑 私は普通の人より普通じゃない人生でした。 だからより安心、温かいものへの憧れ、執着があるのかもしれません。 楽しんで頂けて嬉しいです。
0有名な写真家さんですね。私はこの展示で知りました。私は分かりやすいものが好きなのです。お馬鹿なので。 おぼつかない言葉を並べましたが、優しいコメントが嬉しいです。 頑張ります!
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