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ネット詩はメタバースによってゲーム化する
よくぞ室町さんがこれを書いてくれた。この批評文は幕開けとなった新世界における指針である。これを預言者としての三浦が解説し、ネット詩文化の青写真をみなさんに提示しようかと思う。 室町さんは「好感度の奪い合い」だという。これが示す意味がみなさんはお判りだろうか?私たちは「詩を書く読む」楽しみを目的にはしていなかったということ。私たちは詩をツールとして、主目的が別にあるというのである。これはパンドラの箱を開けている。みなさん、目覚めてください。私たちは詩を道具としてゲームを楽しんでいる。世界はメタバースへと変貌するしネット詩カルチャーはメタバースによって完全なるゲームを手にするのだ。しかしながら、それに至るまでに2つの課題がある。1つは任天堂とのコラボ。そしてもう1つが金。私たちが今必要としているのは救世主ではなかろうか。ゲームをやるには資金がいる。 みなさんは渡辺八畳氏をご存知か?ビーレビ元運営にして、詩界隈きってのイノベイター。彼がここで立ち上がった。令和の虎に出演オファーを彼は今入れていて、出演すれば虎たちに一億円出資を要求するというのだ。それが叶えば私たちの目の前には詩を武器に戦い倒さなくてはならないラスボス「エセインテリア」が。もちろん君には味方がいる。ヒーロー「罵倒家」。 2004年に最果タヒさんはネット詩で詩を始める。しかし、世に出たのはその後、現代詩手帖という紙媒体で評価をされてからだった。それには紙媒体にこそ権威があり紙媒体にしかビジネスモデルがなかったからだろう。私たちはこれから詩人としてではなくて、ゲーマーとして紙媒体の権威とシステムに依存することなく世に出てゆく。それは本来詩にあるべきアレを取り戻すことなんだよ? 先日、現代詩手帖の歴代選者の一覧を見た。あああ、この人たちが詩を殺したんだってわかった。そうだなんだよ?詩はエセインテリアたちによってパズルゲームにされたんだ。私たちは人間味あるソシャゲバトルフィールドでもって詩を再生させるのだ。
ネット詩はメタバースによってゲーム化する ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1513.7
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投票数 : 1
作成日時 2023-01-25
コメント日時 2023-01-27
今、非常に感傷的、いや、感情的になっておりますから、可笑しなことを言わせて頂きたいのですが。 生き延びるために文学をやるのは非常にはしたないことの様に思われるのです。 それは戦後文学が抱えてきました文壇政治と謂う課題への問題意識そのものの様にも思われますし、いぎたなく足掻く詩壇の延命措置の滑稽さを眺めましても自明のことの様にも、感じられるのです。 死に価する文学、それは換言すれば一時の鮮烈な生に価する文学とも申せましょうが、 今現在の腐り切った本邦の表現美学を喝破する為には、死とエロスの再びの邂逅を期せずしては、如何にもならないのではないか、とも考えてしまいます。 メタバースとは、檻の中に檻を造り、益々肉体と精神の合致、つまり有りのままの人間性から肉体を切り離す営為にしか見えないものですから。 前述の通り、肉体精神の合致、その同一性のみが担保し、燃焼し得る最も純粋根源的なエネルギー、その発路の力場と致しましては不適格なのではないか、と。 勿論、企画と致しましては衆目を集め易く、奇抜な宣伝効果も衒えるかとも存じます。而して、其処に結集致しますのは玉石の石ばかりなのではないか、とも憂慮を致しております。 蓋し分母が大きくなりましたならば、珠玉の新人が誕生する可能性も或は、とも希望を抱く事も出来得るのでございますが。 遣らないよりはやる方が佳い、のかも知れませんが。 非常に悩ましい処でございます。
0マリオやピカチュウが詩を書くんですねわかりました。それか自分で好きな詩人キャラを設定してポエムで戦う。「山川旬太郎」や「地果タヒね」や「八丈島両生類」などのモンスター評者を次々倒して「現代詩教典」「渋茶共和国」の掲載を勝ち取れ。目指すは天下の「中腹チュー嫌賞」、ボーナスステージ「ノーヘル文学賞」で極悪詩人「ボム・ヴィラン」と戦う。。。 いや飽きてきたのでこのへんにしときます。
0人間味あるっていうのが良いですね。人間味を持つ社会を作るのに、紙媒体から離陸するって言うのは、一つの試行としてはいいと思います。
0冒頭、 >私たちは「詩を書く読む」楽しみを目的にはしていなかったということ。私たちは詩をツールとして、主目的が別にあるというのである。これはパンドラの箱を開けている。みなさん、目覚めてください。私たちは詩を道具としてゲームを楽しんでいる。 そして末尾、 >先日、現代詩手帖の歴代選者の一覧を見た。あああ、この人たちが詩を殺したんだってわかった。そうだなんだよ?詩はエセインテリアたちによってパズルゲームにされたんだ。私たちは人間味あるソシャゲバトルフィールドでもって詩を再生させるのだ。 釣りにしか見えません。そして釣り餌の散文詩として、構成は悪くないように思いました(ゆえに釣られてコメントしております)。批評としてはマナー違反というか、卑劣なうえに腰抜けだし、例示ができていない時点で論評に値しませんけど。 内容は、ネタが寒すぎて笑えません。現代詩手帖の歴代選者がパズルゲーマーなんて噴飯物を、根拠も出さず平然と放言してしまえるセンスで成功するのは、詐欺や洗脳やモラハラや陰謀論だけだと思います。なにをなさりたいのかわかりかねますが、いつか大いなる鳥類小笠原へ雄飛なさいますことをお祈り申し上げます。 * ところで最果タヒの現フォデビューは2004年なのでしたっけ? わたしの持っている情報と辻褄が合わないように思うのですが、アカウントがもうないので確認できません。どなたか精確な情報をお持ちのかたがいらしたら、ぜひ教えてください。
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