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犯行前夜
使い道の言えないナイフを 服の中に隠して歩き出す 生きてる苦しみは生きてるうちに終わらせたいから。安心したくて必死になって、これで最後って、何回目? ちょうどよく不安になりたくて、油断の内に、脳に一撃。 眠るホームレス。騒ぐ繁華街。お城のようなホテル。当然のように思案を邪魔するクラクション。 脳味噌の解体ショー。ブラックアウト、ホワイトアウト、ブラックアウト、ホワイトアウト。 スイートリップ、ビタートリップ。 隠したナイフに触れた。今だけはこの冷たさに精神の隷属を許したい。 ただ、理性的であれ。
犯行前夜 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 671.3
お気に入り数: 1
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2022-12-01
コメント日時 2022-12-04
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ドラマや漫画の一幕を切り取ったような印象のシリアスな作品だと思いました。 心地よい冷ややかさを感じます。 第三者視点で鑑賞していたはずが、読み終わると作中人物の視点と心情を体感した気分になりました。 冒頭の「使い道の言えないナイフ」という表現が特に好きです。 最後の「隠したナイフに触れた。」が、一連目を回収しながら、詩全体の解決音として綺麗に響いてきました。
0理性をぼくは信じることができないでいます。
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