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Be like Water
水の如く在れ 水蒸気から雲へ 古い時代に 暗雲をもたらし 新たな時代に 陽の光をもたらす 水の如く在れ 雲から雨へ 大地から樹々に 恵みと豊かさをもたらし 循環を知る 天空から花々に 虹と愛をもたらし 喜雨を知る 水の如く在れ ただ……無心に ただ……透明に 眩しいほどの夢を 人類にもたらす 水の如く在れ 空気ほど透明で 風ほど透明で 水となり 氷となり 空になり 新たな時代を架ける 天空の虹になる 燦々と楽園が姿を現す 緑によって調和し 雲によって救われ 水によって涙して 陽によって進歩し 黄金の虹は 新時代の天空に架かる せせらぐ川面に 一羽の白鳥が止まった 千年経っても色づいたまま
Be like Water ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 874.6
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-11-12
コメント日時 2022-11-20
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
透明だからこそ何にでもなれるんですね。 しかし何にでもなれるということは、何でもないということなのかな。
1即興で返詩を川柳で。 変幻し 命育め 水如く 人に水 渇き詩情 如く在れ 忘れるな 水の如く在れ わが命
1水の持つ変幻自在な性質を、筆者の豊かな感性と表現によって余す事なく詩へと昇華させた、良い文章だと思います。 一貫して新時代への転換、楽園への希望が描かれて、それをもたらすのが透明で静かなる水だと言うのが、詩特有の言葉の交わりを感じました。 本当に好きな作品です。
1各連の冒頭の「水の如くあれ」に凛とした孤高の精神を感じました。最後に出て来る白鳥をどう解釈するかで、この詩の性質も変わると思いました。
1白鳥については読者に想像の余地を残しておきました。 「千年たっても」を解釈すれば、鶴であるともいえるし 潔白さの象徴とだとすれば、川面に自らの姿を照らし合わせることで 純粋さを取り戻せるのだともいえるでしょう。
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