作品投稿掲示板 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。


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宙吊りのまま、どこにもいけない夜に

 ほば
 4   1431.6   0   1 

  (眼を閉じるといつも、     汗が止まらない、鼻血が垂れてくる)  サガミアメフラシが町にのし掛かり、深夜の町には雪消しの雨が降り注いでいる。ぼぅやり、と紫に発光する体表が緩やかに波打ち雨雲を背負ってゆく。あれが春を呼ぶのか、春があれを迎えるのか......


縦書き
作成日時 2022-03-07

確信なき

 yutaka77
 1   1193.4   0   0 

街はその静寂を満たした死体のようだ 人並で溢れた世界では誰もが故人のように囀り 詠うかのように誰もが感情を吐露していた 本当に人々は死体のように泣いてマネキンのように笑い 自己を出さずに死んで逝く異形の群れのようだ ココロ 宇宙とい......


現代詩
作成日時 2022-03-14

この空

 内海拓郎
 5   1128.6   0   0 

部屋から見えるのは 雲ひとつない空 隣家の屋根 自然の猛威に 人間の暴力が重なる まぶしくて 悲しい朝 地震であれ 砲撃であれ そこにはひとがいる ということ 誰の目も届かぬところで こぼれる涙 涙にもならない いま こ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-11

すたあ

 めりい
 17   1937.9   2   3 

星がみているから ひとりじゃない......


現代詩
作成日時 2022-03-01

詩の朗読は額にしわを寄せて

 よんじゅう
 2   1044.9   1   1 

毎日、息を吐いている、すうこともあるけれど、いまはどこかの延長にあたる場所で、つめたい空をながめていた。あなたに送られたちいさな花がこめかみで目をまわして。だから、寒いと泣きたくなった。 ゆきの縫い目が裂けて破けたような小川で、歩幅の狭い鳥たちが、喉......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-10

2

 済凍 結
 3   1060.0   0   1 

弧の音 板の嶺 不磨 傘を 橋へ 爾 罅の 汽車や 骨髄か 斜陽を 汲め汲め 盥を 越え越え 僕らを 削げ 先ず 点で 嵩む 穴と聴け 線が獣を 裂傷か 電話かと訊く 預けよう 産まれた 辺と 恋は 電球で 診し 霽れ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-11

青い夜の夢

 ふかお
 7   1385.0   1   1 

*眠り* 揚羽蝶のさなぎを見たことがあるかい 人が過ぎ去った昔を想うとき 蝶の幼虫はその想いを宿したさなぎになる 畑の野菜に水をやり 土をたがやす 食事を用意して 朝からの出来事を話すとき 貴女の目はまっすぐにわたしを見ている 眠......


現代詩
作成日時 2022-03-07

距離感

 きょこち(久遠恭子)
 10   1843.8   1   2 

糸電話は多少の距離が必要 紙コップと紙コップの間の孤独感 張った糸の長さが重要 伸ばした糸の中での声の循環 時折緩むと聴こえなくなる 距離を保つ事が苦しい嘆き 五里霧中の切なさに泣きたくなる 糸の長さが悲しい喘ぎ 答えに近いものを見つけ......


現代詩 縦書き
作成日時 2022-03-03
投稿作品数: 241