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あなたへ
あの日 わたしは 涙ばかり流していた そんなとき あなたは手を差し伸べて 一言 やさしい言葉を かけてくれたよね 学校へ行くのが憂鬱だった 何もしたくなかった あの頃 わたしは独りで自分の世界に閉じこもってた クラスメイトは 背中向けたまま 見て見ぬふり 何も言えなくて 自分の中の正義が悪に変わったとき わたしが死んでいった そんな わたしに振り向いてくれた 唯一の存在 乾ききった心に 水分を与えてくれた 誰かに打ちのめされて 泣きそうになったときは あなたの顔を思い出して 少しでも笑えるように頑張ってみる 昨日のわたしは何も出来なかった 涙を流すことしかできなかった 傷だらけになったわたしを あなたは静かに救ってくれた 痛みを抱きしめられるひと 哀しみを抱きしめられるひと やさしさを与えられるひと それがあなたというひと わたしはあなたになりたい あなたは憧れのひと こんなわたしでも、ね。 本当は青春を楽しみたいの 本当は青春を楽しみたかったの 本当は...
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作品データ
P V 数 : 939.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-11-10
コメント日時 2017-12-08
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
自分が出せていない感じ。感情の上っ面みて、ただポロポロ言葉を紡いでいる印象。 だからあなたは(名前が分からないから……)、この文章をもう一度読みなして、この詩にある感情を解体しなくちゃいけないと思う。それで解体したものを、また真摯に見つめて詩を書いて欲しい。 個人的には『本当は青春を楽しみたかったの』とか『正義が悪に変わったとき』のこの二つの文章にある感情をそれぞれ深堀して詩にしてみて欲しいと思った。
0〈自分の中の正義が悪に変わったとき わたしが死んでいった〉 そのとき、手をさしのべてくれた〈あなた〉になりたい・・・ 〈乾ききった心に/水分を与えてくれた〉このフレーズ、実によく伝わってくるのですが、私は泉である、とか、私を飲みなさい、といった、聖書や仏典で用いられる喩えや、心を潤す、といった、日常生活でもよく使われる表現で、あっさりと通り過ぎられてしまっているので、そのときの、本当の嬉しさ。のようなものが、なんとなく伝わりにくくなっているのかな、という気がしました。 あなた、が、イエス様や観音様のような、観念的な存在なのか。あるいは、詩歌、なのか。人、ではない存在であるかもしれない。そんな読み方をしてみたくなります。あともう、ひとおし、粘ってほしい、ご自身の五感でとらえた、独自の比喩を見いだしてほしい、そんなことを、思いました。
0二人称の難しい所であなた=読み手の部分もあれば、おそらく語り手にとってのあなた(詩作品内部における特定の人物)、もしくは、書き手にとってのあなた、、みたいな感じで、謂わばどうとでもとれる書き方をしている。故に、 >本当は... の次が見たい聞きたい。個人的には、それまでの文章は前振りに近く、始まってすらいない感じで、状況の説明にほぼ終始している感じが全面的にあります。あなたの意味、捉え方によって解釈は多分変わってくるのだと思います。本当は…の向こう側も、もう既に本文で提示されていて、そこには余韻しかないのかもしれない。あなたはどういうあなたで、わたしはどういう私で、本当は何で、とかそういう部分、もっと細かい部分や先が知りたい。情報がもっと欲しい。
0はじめまして、貴音です。おはようございます。 軟水のようにすーっと引っ掛からないで入ってくる印象を受けました。 炭酸や硬水のみたいな引っ掛かりが欲しい人もいると思いますが、私は好きです。 心は枯れてるのに涙は出る。 涙が出るから心が枯れてしまうのなのか どちらか気になりますが、恐らくどちらもなのでしょう。 散々だし望んでない、満足してなくても この「わたし」は青春してますよ。 多分、10年くらい経つとそう思います。
0投稿ありがとうございます。久しぶりにyuuさんの作品にコメントさせていただきます。濁りきってしまった私の感性にはとても入ってくる作品です。「手をさしのべて」「やさしい言葉」「正義が悪」そして「青春」という言葉は普段、私が好んで読む詩集や小説では目にすることのないものです。とても新鮮でした。1960年代にあった「青春」や「愛」をストレートに語るヒット曲みたいです。誰もが持っている情緒性を誘うトリガーとしての言葉。私も一回、このような作品を書いてみたいと思いました。
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