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ギィギ It's called Gigùi
"He gave his name to 'it', the buzzing thing. but 'it', was his hope nothing." ギィ、ギィ、ギィ。 恐らく、どこかの昆虫や爬虫類と認識した。 しかし、そいつの姿は見えなかった。 だから、朝から晩まで鳴き続けるソイツを 「ギィギ」と名づけることにした。 ギィギは草むらの隅で歌うのが好き。 ギィギは鴉達の喧嘩を見るのも好き。 でも、 ギィギは仲良しな人が泣くのは嫌い。 ギィギは五月蝿い蝿が飛ぶのが嫌い。 ギィ、ギィ。 今日もギィギの鳴き声が聴こえる。 ギィギとコミュニケーションを取った。 「ぎぃ?」 「ギィギ。」 「ぎぃぃ?」 「ギィ。」 特に何もわかることはなかった。 それが「ギィギ」だということ以外は何も。 しばらく、雨の日が続いた。 ギィギは雨の日には現れない。 ギィギは雲の日の太陽が好きだから。 いつしか、雲の隙間から射した後 ギィギが現れた。 真の姿のギィギが現れた。 ギィギ。それは、とても単純な だった。 何故気づかなかった? 「キミは?」 「ギィギ。」 「そうだったんだね。」 「ギィ。」 しばらく、ギィギと目を合わせる。 ギィギ。君はもうすぐ居なくなるのか。 ならば、僕の心臓を与えよう。 そして、僕の脳体も与えよう。 だからさ。 生きてよ。 キミに手を伸ばす。 ギィ、ギィ。 ギィギ。 ギィギ。ギィギ。ギィギ。 "It didn't want that. just wanted to be near him, that was all." ねぇ、アナタ。独りなの__? ギィ、ギィ。 だったら、お友達になりましょう? ギィ。 そうね、アナタに名前をつけなくちゃ。 どんな名前にしようかしら__。 "It was a curse and punishment to be repeated again and again."
ギィギ It's called Gigùi ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1114.8
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-07-05
コメント日時 2022-07-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
文章で何かを伝えるのは簡単だと思うんです、ぼく。でもこの作品は何を言いたいのかさっぱりでした。それが詩ですってわけでもないとおもうんですよ。
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