孤独の趣は、カフェオレの匂いがする。
僕等は似ているから
その事を知っている類の中で
君の姿を見ない猫。
近付けば、とても良い匂いがするけれど
泥の色をしている水は、飲まないと思う
猫の僕等は、誰も。
炒りたての豆を、齧る事もないだろう
残飯の方が美味しいと知っているから。
夜風を受けて独りで歩いている方が
心地良いなんて思った事はない。
何時だって僕等は人の足下に
擦り寄りたいと思っている
けれども、靡かない事が僕等の習性だから
どうするなんて、思案も存在しない。
この距離を心地良いなんて言う人は
酔っているだけの偽物だ。
僕等の最低な友達には、苦しんで欲しい。
何時だって、平和が望みだから
彼等は、僕等を永劫理解出来ないし
最低だと思い続けて、そのまま死ぬだろう。
ほろ苦さがまた僕等の心に滲みる。
だから、爪を磨がないと、誰も引っ掻けないし
鳥を捕まえる。只、野性的なのかも。
作品データ
コメント数 : 9
P V 数 : 1230.7
お気に入り数: 1
投票数 : 3
ポイント数 : 0
作成日時 2022-07-04
コメント日時 2022-07-11
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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閲覧指数:1230.7
2024/11/21 22時43分30秒現在
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コップにコップじゃなくてもいいんだけど水を水じゃなくてもいいんだけど注ぎ続けると溢れますよね。溢れてきた順に書いてみるとこの作品のようになるような気がしました。
0素敵だなと思いました
0正にそうですね。即興で書いたので、思いついた言葉の順番通りに書いています。下手に言葉をいじるよりも、読み手には読み取り易くて良いのかもしれません。 それが筆者や読み手にとって、善い事なのか、悪い事なのかは、解りませんが。
0ありがとう。適当に書いたんだけど、そう言って貰えると嬉しいです。
0すてきな詩ですね。 この方が、どんなふうに父を思われ、私は、夜風を浴びて心地良い方なので、逆の立場の人と自分ってどう違うんだろうなぁ?と思います。 その中で生む何かとは、枠として小さいのです。「話」が、額縁なのです。話は、自分たちでコントロール出来ないから、良いのです。が、キャンパスが有る以上、その先を言葉を、相手の言葉を知れるんですね。しかし、壇上なんて心の中ですからね。良いものなら六本木、渋谷ちらほらくらいしか何かやってるとこ知らないんですが、色々見るより描えがいたほうがはやいのかな。 男の修行などは、私は知りませんが。
0…う~ん。そう言われると、何も違わないな。技法的な手順は、コメントそのままだからね。ぐうの音も出ません。 少し明確さが欲しい所ですよ。 そして、筆者の私は詩に対して、あまり動きを着けたくないという、こだわりを持っている事も見抜かれている。 何か、ぼこぼこにされている(笑)感じがするけど、反論する気はないですね。 実際、てんま氏の言う通りだと思うし、綻びが出そうです。私のコメントの読み違いなら、すいません。
1もしかしたら、猫の視点から人間を観察して、猫の立場から見た視点から詩作しているのではと思いました。 だから、爪を磨がないと、誰も引っ掻けないし 鳥を捕まえる。只、野性的なのかも。 これら二行からも推測できると思いました。
0票を入れ忘れたので連投します。
0猫視点は、そうですね。猫を擬人化しようと試みても、最後は人間臭い人間的な主張に飲み込まれた感じが自分は少し残念です。 即興とはいえ、最後の部分は雑過ぎた感じです。もう少し考えるべきでしたね。 ありがとうございます。
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