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忍者
火がない環境はきつい 肉体改造の時によぎる 父と姉のイニシャル 忍者の位置から匂って来る 酢の匂い 長靴を切り裂いて来る 忍者に鉄で応戦した 鉄の切っ先を忍者は 巧みに避けて フックを繰り出して来る 今度は僕が避ける番だ アイスを食べながらでは 避けられず手で受け止めるのが精一杯 ブイサインを出して来る忍者が にくたらしくてジャーマンスープレックスを 決めたら忍者はヘルメットをかぶっていた 食べるだけに集中できずに 溶けて来るアイスに手や指を汚して べとつく 肉体改造は失敗したなと その時思った 再びよぎる父と姉のイニシャル 忍者は体全体イニシャルとなって 襲いかかって来た。 ここで初めて忍者の闘志に 火を感じた 忍者は闘志と言う外枠の中に 火を内蔵した戦士なのだと思った
忍者 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 995.0
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2022-04-29
コメント日時 2022-05-05
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
エイクピアさんの世界は、書かれた時既に物語のように完結していて、 良い意味でも悪い意味でも干渉できないな、と思います。 時々文脈の中に何かしらの物悲しさを感じることがあります。
1yatukaさんコメントを有難う御座います。ああ、物語ですか、叙事詩と言う訳ではないと思うのですが、完結性は堅牢質な、硬質な単語、話の展開を想定し、組み立てているからなのかもしれません。決して干渉や鑑賞、分析を拒んでいるつもりはないのですが、疾走感の溢れる詩が書ければと思っていました。物悲しさですか、物悲しさは意図して出せるものではなくて、期せずして、雰囲気として、生じたのは、ある意味意外な事でした。詩との絡みでもどんな効果が生じるのかなど、未知数な部分を意識できるので興味深い観点だと思います。
0yamabitoさんコメントを有難う御座います。ああ、秘密ですか。そうですね、忍者と言っても、しょせん領主に仕える身。歴史そのままではつまらないと思い、脚色は大いに有りだと思いました。読者に寄り添うですか。詩人としての矜持がどこまで、読み手の側と、妥協できるか、すり寄るでは、ちょっと安易かもしれず、パルナシアンでは理解されない危惧感から委縮してしまうかもと思っています。
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