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ビーチではサングラスを
蟹が砂漠を歩いている どこまでも続く波打ち際 大きな大きな凹地の私の足跡を超えて 蟹が億千倍の大地に挑んでいる 着実に一歩一歩進んでいる その足跡は私達に見せない 砂が隠している 砂が守っている バッシャアン 海の咳払いが塗り潰すキャンバス これはどこまでも続く星粒の純白 なだらかに青を深くする蒼海 ああ、なんで、なんで美しい
ビーチではサングラスを ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 854.9
お気に入り数: 1
投票数 : 2
ポイント数 : 28
作成日時 2022-04-14
コメント日時 2022-04-16
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 9 | 9 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 8 | 8 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 5 | 5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 6 | 6 |
総合ポイント | 28 | 28 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 9 | 9 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 8 | 8 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 5 | 5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 6 | 6 |
総合 | 28 | 28 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
人間の大きさと蟹の小ささの対比と、 砂浜のうつくしさがとても良かったです。 蟹の視点を想像したとき、 星粒という言葉が使われているからか、 私たちにとっての宇宙のようでもあるなあ、と感じて、 なんだか不思議な気持ちになりました。 最終行の、>ああ、なんで、なんで美しい がそのままこの作品の感想のようでもあります。 たいへんうつくしい詩をありがとうございました。
1心温まるコメントをありがとうございます。目頭が熱を持ちました。 嬉しいのです。 本当にありがとうございました。
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