寒暁 - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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寒暁    

檳榔の葉と赤い実、 夜明け前の清冽な空気。 在るべきものはすべて在り、 刻とともに満ちる潮、 水平線を掻きみだす砂糖黍の葉群、 琉球黒檀の葉のしずく。 電線から飛び立つイソヒヨドリの群れが、 それらを高らかに笑う。 おぼろげな暁光が静寂をつくり、そして 影と輪郭をえがきだす、 その刹那の階調。 島の脊梁に沿って吹きさらす北風が、 畑へと歩む謹厳な農夫に、一年と一日の始まりを告げる。


寒暁 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 1281.2
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2022-01-19
コメント日時 2022-01-25
#現代詩
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
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叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
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閲覧指数:1281.2
2025/04/11 20時35分31秒現在
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    作品に書かれた推薦文

寒暁 コメントセクション

コメント数(4)
三浦果実
作品へ
(2022-01-19)

先にコメントされている室町さんと同じく私も過去作品を読み直しました。今作、情緒なるもの、感情の表現を完全に省き、描写だけを書かれていて、その志向には好感を持って読めました。ただ、繰り返し読まれるまでの驚く程の描写には至っておらず、中途半端な感が残ります。あるいは驚きなどではなくて、フラットなままの筆致にこだわるとすれば、詳細さと長さが不足しているように思います。偉そうにすみません。

1
安里和幸(Groww)
安里和幸(Groww)
さんへ
(2022-01-20)

室町礼さん コメントありがとうございます。 投稿作品もお読みくださり感謝です 久しぶりに詩作したのでたしかに前作よりはクオリティが落ちているかもしれません 今後精進したいです

1
安里和幸(Groww)
安里和幸(Groww)
三浦果実さんへ
(2022-01-20)

三浦果実さん  コメントありがとうございます 過去作まで読んでいただき感謝です ご指摘のとおり感情表現を排してマテリアルな詩を作りたかったのですが、詩語が魅力的でなくまた言葉足らずだというのは実感しております

0
安里和幸(Groww)
安里和幸(Groww)
さんへ
(2022-01-25)

AB さん コメントありがとうございます お褒めの言葉感謝です そうですね、収穫の季節です。ウージを満杯に載せたトラックが国道を走っております。

0

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