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ただの、一点。
夢を見た。私の身体を離れて飛び立つ夢だった 浮上して、我が家が眼下に見える。そのうちには日本地図のような日本が見え 日本どころか 地球を離れ 私の星はちいさな点になり ただの一点になったかと思うと 次の瞬間 なにも見えなくなった なにも見えなくなったものを見続ける気になれない私は あきらめて 進行方向だけをみる 星々が進行方向のまわりを 猛スピードで回っている 中心は 漆黒の闇があるばかり しかし しだいに なにか うごかぬものか たった一点だけ その一点を見ているうちに そのまわりに 柄杓の星座 あれは北斗七星 と 認識したとたんに 目が醒めた 目が覚める瞬間に 身体のまわりで 布団の周りから空気が漏れた 四角い布団のどの端からも均等に 空気が漏れた わたしは、布団ごと 宇宙に居たのだ
ただの、一点。 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 873.6
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投票数 : 0
ポイント数 : 7
作成日時 2022-01-13
コメント日時 2022-01-14
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 2 | 2 |
エンタメ | 3 | 3 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 7 | 7 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 0.7 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.7 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2.3 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
布団は宇宙船。名言ですね。 ただの 本当にみた 夢を書いてみました。夢落ち、て 言葉があるけれど 夢上り だったりします。
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