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臙脂
臙脂 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1754.0
お気に入り数: 2
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2021-10-16
コメント日時 2021-10-23
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
うーん、だらだら書けば良いという訳では無いのではないでしょうか? もう少し短めでも、良く文章を練って書いたら良くなるかもしれないと思いました。
0コメントいただきありがとうございます。 要素を最小限にしてできる限り短くまとめたつもりだったので、作者としては意外で面白い感想でした。だらだらと冗長に感じられたというのは、おそらく表現に力がなく言葉に必然性がないからなのだと思います。良く文章を練れていない、というのはそういうことなのかもしれません。大変参考になりました。
0飛び石のように、言いたいことの言葉の水面下にあるものが多すぎて、とらえどころがなく、よくわかりませんでした。できれば読んだら理解したいので、もっと詳しく書いてほしい。
0コメントいただきありがとうございます。 「言いたいこと」が「理解」できないけれども読み手に(良くも悪くも)何かを感じさせるような詩が作れないものかと常々考えています(そもそも現代詩における「理解」とはいったいなんなのか、わかっていないところがあります)。それは言い過ぎとしても、少なくとも「理解できなくてもいいや」くらいのスタンスで詩を作っています。「理解」できるから何かを感じる、というものでもないと思うからです。しかし、表現の強度が足りていない、要するに面白いと思ってもらえていないのは事実ですので、精進していきたいです。 一言添えておくと、湖湖さんのご意見や嗜好を否定するつもりは全くありません。もちろん「理解」すること、わかったうえで何かを感じることも詩の楽しみ方のひとつだと思います。
1言葉遣いが好きです。イメージに全方位囲まれた感じ。
0コメントいただきありがとうございます。 イメージあるいは印象が残せているのであれば、嬉しく思います。
0>形にうまれかわった。 この行が総括の様な行で注目しました。はしると歩の差異や、敵わない吐息の意味などを思いました。
0こんにちは。まず音の置き方がとてもいいですね。いちいち書き出したらキリがないけど、例えば一連の「る」や「て」、「青い」と「仰いで」の〈あおい〉、二連の「u」音、《錆びた咳と/騒ぎ》の「s」音とか。 目まぐるしいほどに状況が動いているように感じるのは、こういう音と短いセンテンスで展開されているからだろうと思うけど、それよりもなによりも使われている動詞の多さにあるようです。動詞がまさに言葉を動かしているという印象で、スピード感はエヴァンゲリオンのオープニングのようでもあります。モンタージュみたいな。 けれどもそれだけでなく、あっさりと読み流せない表現が置かれていて、明確な像までは結ばないけど「なんだらろう?」と思わせてイメージに向かわせるように繋げられています。 >はしる >はしる >はしあ >あしあ >あっあっ にはどこか切迫したような息づかいが感じられましたし、ギアチェンジとしても効果をあげていると思います。 >敵わない吐息は 以降は動詞がぐんと減ってゆっくりになって「です」や「うまれかわった」などで尖りが消えて柔らかくなるので、中盤までの緊張やせわしさが薄れて静かな印象を与えてくれます。全体を通してスピード感や空気感が説明的でない言葉によってうまく調整されているようで、こりゃまた大変なことやってるなと。笑 最終行は綺麗過ぎる着地で、うまくまとめた感がしなくもないかな、とひねくれたことも言わせてください。 とても混乱した陰惨な状況をなんとなくイメージしました。タイトルの「臙脂」は青い髪の子が着ていた服の色なのかなと勝手に思い浮かべました。
1コメントいただきありがとうございます。 おっしゃるとおり、「形に〜」の行には総括するような役割があると思います。しかし実のところ、もっと適したフレーズがあったのではないかと反省している部分でもあります。 走る/歩くの差異はこの詩のひとつの軸になっているかもしれません。
0コメントいただきありがとうございます。 解像度高く読んでいただき、藤 一紀さんの読み手としての技術の高さに感嘆するばかりです。 コメントを拝読して、あまりうまく言葉にできないのですが、「読む」ことの身体性について考えさせられました。 「読む」という行為をした時に感じる、たとえば「速い/遅い」「強い/弱い」「明るい/暗い」などは、物理的なものとは違うかもしれませんが(違わないのかもしれませんが)、おそらく身体性と深く結びついた感覚なのではないかと思います。この詩の中に身体にまつわる語が比較的多く使われているということとはまた別に、藤 一紀さんのおっしゃる「音」や詩の「スピード」(「目まぐるしい」、「息づかい」、「動き」という言葉も使っていただいています)、それらがもたらす効果についての着眼点は「読む」という行為一般に含まれる身体性とやはり不可分ではないと思うのです。言葉の置き方によってもたらされる効果をコントロールすることには気を配ったつもりでしたが、これは上記のような身体性とつながっているのかもしれません。(抽象的な、そしてつまらない話ですみません。) この詩がそんな身体性を触発するような大層なものになっているかというとそんなことは全然ないと思うのですが、考えるきっかけをいただけたことが私にとって大きな収穫でした。
1言葉から絵や映像、音楽を感じる事が出来ました。詩の中の住人の息遣いが五感に響く詩だと思いました。
0コメントいただきありがとうございます。 藍色Roidoさんが多様な感性をお持ちでいらっしゃることがうかがえます。音楽を感じとっていただけたのは個人的に特に嬉しいです。
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