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まちのかげ
まちのかげ ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1388.1
お気に入り数: 2
投票数 : 2
ポイント数 : 28
作成日時 2021-09-04
コメント日時 2021-09-22
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 7 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 7 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 7 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 7 | 0 |
総合ポイント | 28 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 7 | 7 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 7 | 7 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 7 | 7 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 7 | 7 |
総合 | 28 | 28 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
夕暮れの影絵のような情景を想像しました。クロユリ、黒猫、暗い路地、黒が特徴的で。夕なずんでいく街に石を蹴る者、独り、なんだか、一言、踏み込んだ独白を一文、聴いてみたい気がしました。石を蹴ったのは子供の頃ですね、その時の感情が大人の心象風景だといろいろ想像します。子供だと大概は遊びやゲームかな、ですが。取り扱われた風物が綺麗です。
1もう夏の終わり... 主人公のその一日が、どれほど楽しかったのでしょうか。 真っ赤な夕空の下、無心に石を蹴りながら辻まで来たときには、もう日が落ちてたの? あっという間に過ぎていく時間を、石蹴りで軽快に進んでった表現が、とても印象的でした!
1コメントありがとうございます。僕が実際に見た、「空はあかいのに路地は真っ暗」という光景が読者に伝わるかな…と心配していましたが、どうやら伝わってくれたようで嬉しいです。
0石蹴りは、時を表す表現でもありますが、風景を動かす役割も持たせています。公園やクロユリなどの風景が、主人公が進む方向にスクロールしていくのを自然と表現できる。石を蹴る行動自体も主人公の年齢や公園帰りの浮ついた心情にマッチしていますし、これ以上この詩にぴったりな表現は恐らくないと自負できます。
1横スクロールゲームのような躍動感とリズム感、 「一軒家が左右から 見下ろしている」「俯くクロユリ」の立体感、 「空はあかいのに 路地は真っ暗 暗闇に紛れる 黒猫」の色彩感、 これらが一体となって、追体験しているような不思議な没入感があります。 「車両基地」でも思いましたが、独特の視点があります。 しかし、なんでしょう、 湖湖さんのコメントにもちょっとありましたが、 もう一歩踏み込んだなにかが欲しいと思ってしまいました。 不思議な感じ、ノスタルジック、だけで終わるには もったいないといいますか。
1コメントありがとうございます。そうですね、僕の詩の傾向といいますか、自分で実際に見た風景を詩にするのが好きでして。僕の詩の中に強い主張などは存在しないことが多くて、何か物足りないと言われることは多々ありますね。まあ、そういう詩なんだなと思ってもらえたらなと。 今回は、僕が今年の夏の終わりに見た、空はあかいのに、真っ暗で誰もいない路地を題材にしました。その光景を見た時、人気の多い道路を通ることが常だった僕にとって、少し不気味というか、不思議な光景に思えたんです。その不思議な感じを表現したかったので、まささんが感じとった不思議な没入感というものはかなり的を得ていて、まささんの感性に驚きました。
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