夏の玄関で決めたこと - B-REVIEW
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夏の玄関で決めたこと    

お気に入りの夏靴が 傷ついてしまったので もう何処にも出かけられない と思ってしまう私は ワガママですか? 「別の靴を履きなさい」 おかあさんはそう命じるけれど そんなふうに言われると この夏靴の立つ瀬がない だからワガママな私は 他の靴は下駄箱にしまって おかあさんのハイヒールに そっと足を滑り込ませ 傷がついた夏靴を撫でて 胸に抱く



夏の玄関で決めたこと ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 2
P V 数 : 1012.3
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2021-08-14
コメント日時 2021-08-20
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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閲覧指数:1012.3
2025/04/11 13時50分01秒現在
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    作品に書かれた推薦文

夏の玄関で決めたこと コメントセクション

コメント数(2)
まさ
まさ
作品へ
(2021-08-20)

子どもの頃って、 今考えるとよくわからない妙なこだわりがあって、 親と対立することで、自我を形成していくのかもしれません。 この作品では、夏靴という言葉、 (夏靴という言い方ははじめて見ましたが、  いろいろイメージが広がるいい言葉ですね) 夏靴に対する愛着、 おかあさんのハイヒールにそっと足を滑り込ませるという ほんのちょっとした抵抗、 どれもが可愛らしくも、子どもにとっては とても大きなことなんだろうな、と思いました。 よく覚えていないけれど、きっと自分にもあったんだろうな、 とどこか懐かしさも覚える素敵な詩でした。

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Thukiniko
Thukiniko
まささんへ
(2021-08-20)

まさ様、コメントありがとうございます。 大人って合理的に日常を進めようとする生き物ですよね。 ハイヒール履く時だって心に余裕あるかな?大人は?ってこの子は思ってるかも知れません。 そして、お母さんの言うことを聞かない。って決めたんです。

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投稿作品数: 2