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手首
手首 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1166.8
お気に入り数: 0
投票数 : 3
ポイント数 : 2
作成日時 2021-08-11
コメント日時 2021-08-24
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ある事柄とある事柄を重ね合わせるための共通項が創造的に過ぎるのではないか。少なくとも私は「愛してる」の落書きと手首の血管を並べた時に、「同じ緑色」という言葉は出てこないです。であるから、その程度、とあっても、その程度が創造的に過ぎると私は思うわけです。強引に解釈しようとすれば、いくらでも解釈できるもので、例えば「緑色」からは若々しいイメージが伝わってきて、机に「愛してる」の落書きを掘っちゃう若々しい感性と、そして、手首の血管はそれとなく花の茎に見えることから、茎の色としての緑色であり、……というふうに補完できてしまう。しかしながら、「同じ緑色」と言ってしまうそのセンスが良い。結局はセンスではないかと私は思っています。誰でもいい誰か天才たちが自身の美学だったり方法論だったり姿勢を語っているけれども、平凡な人が真似できるのは美学だったり方法論だったり姿勢だったりするわけで、その先に行けないんですよね。方法は真似できてもセンスは真似できないんですよ。その程度、と言っても、あなたにとってはその程度であっても、私にとってはその程度が難しいですよ。
2簡潔だからこそ奥行きがあって、心情はもちろんのこと、図書館の情景や彫られた机がどんなものなのかなどいろいろ想像しました。
0緑というのがセンス抜群だと思いました。
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