飛べない - B-REVIEW
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PICK UP - REVIEW

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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きょこち(久遠恭子)

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sorano

衝撃を受けました

ベテルギウス。まずそれに注目する感性もですが、詩の内容が衝撃。 猫。木。家族。犬(のようなもの)。女の子……。など、身近にあふれている極めて馴染み深いものベテルギウスというスケールの大きいものと対比されているように感じられました。

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飛べない    

鳥が旋回している いつも同じ場所をくるくると 燕だろうか 美しく飛んでいる 飛べない者はどうしたらいいのやら いつまでも飛べず空の広ささえ見ようともしない 下ばかり見て人と目を合わさず いつも眉間に皺を寄せて歩いている 駅の通路は人混みで溢れ返りぶつからないようにするのが精一杯 何をしているんだろう一体何を 宇宙(そら)に還りたい ふとそう思った この地球(ほし)は私には疲れ過ぎる 銀河系の向こうの向こうの向こう側の 故郷の星に還りたい なぜあの時墜落してしまったのか いや 私は地球に馴染まなければ生きてはいけない もう戻れないのだから 宇宙船は大破してしまい通信も途絶えてしまった さっきの鳥はいつの間にか群になって綺麗な形で旋回をしている 美しい姿で自由に空を飛んでいる 願う 願う時 願えば……



飛べない ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 16
P V 数 : 1430.9
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2021-07-01
コメント日時 2021-07-08
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2024/11/21現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
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音韻00
構成00
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閲覧指数:1430.9
2024/11/21 19時35分01秒現在
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    作品に書かれた推薦文

飛べない コメントセクション

コメント数(16)
stereotype2085
作品へ
(2021-07-01)

宇宙ロマンみたいなものを感じます。比喩なのか実際なのか分かりませんが宇宙船が大破して地球に墜ちてしまった話者、が鳥を見て羨望を感じる。構図としてはよろしいのではないかと。ただ、どうするんだろうこの話者。これからももぞもぞもじもじとしているつもりなのでしょうか。そこが少し気になりました。最後、詩自体の感想ではなくて失敬。

1
きょこち(久遠恭子)
さんへ
(2021-07-01)

作品を読んで下さり、感謝しております。 「共感」の一言に尽きます。本当に、どうしたらいいんでしょうね。 そうなんですよね。この感覚を分かって頂けて嬉しいです。何処に向かって行ったら解決するのか、私にも分かりませんが後ろを向きつつ前向きに進んでいけたらと思っております。 最後の3行は確かに無くても意味は通じますね。あった方が良いと言う方もいれば無くても良いと言う方もいらっしゃいます。悩みますが考えたいと思います。 コメントをありがとうございました。

0
きょこち(久遠恭子)
stereotype2085さんへ
(2021-07-01)

作品を読んで下さりありがとうございます。 どうするんだろうこの話者。これからももぞもぞもじもじとしているつもりなのでしょうか。 そこなんです。本当にもぞもぞもじもじしっぱなしで、困りものなんです。今の気持ちを詩にする事しか私には出来ませんが、突き抜けたら次にもっといい作品が書けるようになるのかなとも思います。色々悩み中でございます。 コメントありがとうございました。とても嬉しいです!

0
三浦果実
作品へ
(2021-07-02)

沈黙の余韻よりもこちらの作品かなと思いコメントしますが、二つの作品どちらもヒットするものがなかったかなあ、という一言。以前にどなた様かに、『なにも感じないのは読めていないんじゃなくてね、読んでいないんだよね』と言われたことがあるのですが、逆説的に書く側へ言及すれば、書けていないのではなくて、書いていないのだと思うのです。その、あなたしか書けないオリジナルなもの、あなただけしか味わっていない新しい朝をです。おそらくそれは、難しいことのようで、案外簡単なことなのかもしれません。 いうまでもないのですが、恐ろしくコメントが読めない第三者の方もいらっしゃるので、付記しますが、このコメント、偉そうに書いてます。

1
まさ
まさ
作品へ
(2021-07-02)

前半の鳥、人、町の描写は 現実を写実的に捉えていて、とても素敵だと思ったのですが、 中盤に出てくる宇宙のくだりで急に空想的になって、 ちょっと疑問でした。 空想的な描写が入ること自体が悪いのではないのですが、 完全に現実の真反対まで行き切ってしまったので。 空想が入るにしても、できるだけ現実ベースから離れない方が、 よりきょこちさんの魅力が出るんじゃないかな、と思いました。

1
きょこち(久遠恭子)
三浦果実さんへ
(2021-07-02)

作品を読んで下さりありがとうございました。 あなたしか書けないオリジナルなもの、あなただけしか味わっていない新しい朝をです。おそらくそれは、難しいことのようで、案外簡単なことなのかもしれません。 さすがのコメントに感服しております。そうですね。肝心の部分を私は書いていないのかもしれません。隠している?のでしょうか。 偉そうなコメント、という部分で吹き出してしまいましたが笑。 感謝申し上げます。ありがとうございました。

0
きょこち(久遠恭子)
まささんへ
(2021-07-02)

作品を読んで下さりありがとうございました。 空想が入るにしても、できるだけ現実ベースから離れない方が、 よりきょこちさんの魅力が出るんじゃないかな、と思いました。 なるほどですね。たしかに空想の方に重きを置き過ぎたのかもしれません。 もう少し、私自身の事を詩に書いていった方が良いのかもですね! 感謝申し上げます。ありがとうございました。

0
ほば
作品へ
(2021-07-02)

美しい、や綺麗な形、というの説明的に過ぎるかと思います。もちろんそれは宇宙船云々や地上でまごまごしている自分の飛べない、自由にみえる鳥への羨望なのだが書かなくても伝わるものだと思う。寧ろ、より深く何故、美しいのか、綺麗なのか、本当にそうなのかを深く掘り下げるべきだと思う。 共感、と書かれている方がいるようにある種、非常にわかりやすい形で提示されているのだけどまだまだ踏み込める作品でしょう。宇宙船云々が比喩であるかはどうでもよくて本当に異邦人として地球で生きていくしかない、存在を語り手として迎えるなら、彼或いは彼女がどうやって生活しているのか。また宇宙船はどんな形だったろう、など描かれない細部を創造してみれば遥かに奥行きは生まれるのではないでしょうか。

1
ほかの なにか
作品へ
(2021-07-02)

地球に馴染むの、難しいです。 とても疲れます。

1
三浦果実
ほばさんへ
(2021-07-02)

帆場さんのコメント、流石やなあと唸ってしまいました。他人様の作品へコメントを書くことで得られる最も有益なこと、それが帆場さんのコメントには多分にあって。 誰もがそうだと思うんですけど、正直であろうとすると思うんです。コメントで。で、それってすごくみうらにとっては難しいんですよね。なぜに難しいかというと、コメントを書くって思考の言語化なわけなんですけど、言語化するにあたって、その思考と言語化された結果における差異が極めて少ないと「思われる」文章って、かなり筆力なければ書けないように思われ。なんとなく何かを書くのではなくて、書かなくてはならない何かをどのように書いて表すのか、そういう探究力を私も身につけたく思い、思わずコメントへのコメントを書いてしまいました。

1
森石 州未州
森石 州未州
作品へ
(2021-07-02)

拝読しました。 前半は身近な哀切を切り取った詩かと思ったんですが、 後半からのSFのくだり!読者をいい意味で裏切ってますね笑 詩の人物は【ツバメ】を理解しているので、 地球とまるで同じ環境をもった異星人なのか、 あるいは遥かな昔、 地球から飛び立った高次元の文明を持った生命体なのか(シュメール人みたいな 想像を掻き立てられますね。 きょこちさんが意図されたのもこの部分なのかしら。 気になっちゃいますね。

1
きょこち(久遠恭子)
ほばさんへ
(2021-07-02)

作品を読んで下さりありがとうございました。 より深く何故、美しいのか、綺麗なのか、本当にそうなのかを深く掘り下げるべきだと思う。 貴重なコメントありがとうございます。なぜ美しいのか、綺麗なのか、良く考えてみます。 彼或いは彼女がどうやって生活しているのか。また宇宙船はどんな形だったろう、など描かれない細部を創造してみれば遥かに奥行きは生まれるのではないでしょうか。 こちらも、なるほどと思いました。具体的にどんな風に暮らしているか、宇宙船はどんな形なのか、なども書いていくと良いのですね! 確かに具体的な記述が無いかもしれません。 少し、考えてみます! 丁寧なコメント感謝申し上げます。ありがとうございました。

0
きょこち(久遠恭子)
ほかの なにかさんへ
(2021-07-02)

作品を読んで下さりありがとうございました。 地球に馴染むの、難しいですよね。分かります。 どうしたらいいのかまだ五里霧中ですが、頑張って生きたいです! 共感して頂き感謝申し上げます。ありがとうございました。

0
きょこち(久遠恭子)
森石 州未州さんへ
(2021-07-02)

作品を読んで下さりありがとうございました。 後半からのSFのくだり!読者をいい意味で裏切ってますね笑 詩の人物は【ツバメ】を理解しているので、 地球とまるで同じ環境をもった異星人なのか、 あるいは遥かな昔、 地球から飛び立った高次元の文明を持った生命体なのか(シュメール人みたいな 想像を掻き立てられますね。 現実世界から、急にSFの世界になってしまい、ちょっと不思議ですよね! 鳥さんが旋回しているのをボーッと見ていたら、なんだか私も飛びたくなって、もし異星人だったら、宇宙船に乗れたりするのかなと思いました。でも、私はやっぱり飛べないので、異星人では無いのかもと思って、きっと宇宙船は壊れたんだなという話になりました。 お優しいコメント心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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勉強します。ありがとうございました。いろいろと迷惑をかけました。
作品へ
(2021-07-06)

〈さっきの鳥はいつの間にか群になって綺麗な形で旋回をしている〉 こういう場面展開は好きです。少しだけくどい文句だと思いますが。

1
きょこち(久遠恭子)
勉強します。ありがとうございました。いろいろと迷惑をかけました。さんへ
(2021-07-08)

作品を読んで下さりありがとうございました。 〈さっきの鳥はいつの間にか群になって綺麗な形で旋回をしている〉 こういう場面展開は好きです。 そう言っていただけると励みになります。 そうですね。もう少し、言葉を縮めても良さそうな感じもします! ありがとうございました。

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