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戸口に神の生誕がへばり付いて居た日
何かを食らうとしたら 私はスーパーにいる 駐車場のアスファルトで 日本酒がこぼれてそれは服を着ていたような気がする 何かが誰かが私を呼んで居る コールガールで代替させようとすると 誰かが落下する 電車が酢を運んで来て 誰かが私に寿司の折り詰めを手渡すと 私の中でドイツ語が散開して ストー夫人が上に居るのに気付かずに 銭が風に運ばれて タモの中に蜻蛉が入って居た 既に蜘蛛に一部食べられた後の それは戸口に神の生誕がへばり付いて居た日
戸口に神の生誕がへばり付いて居た日 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1326.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2021-05-22
コメント日時 2021-06-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
羅列された記号には必ずメッセージがあるはずで、、いや、この世にある人口物には作られた意図が必ず含まれているわけで、文字の羅列にも必ずあるとみているんですが、要は、意図をわかりやすく書くか、わからないように書くか、なにも考えないで書くかだと思うんです。作者からリリースされた言葉の羅列がどう受け取られるか、神のみぞ知るわけですが。そんなことを読んで考えました。
1neue Ära recordsさんコメントを有難う御座います。そうですね、メッセージ。作れられた意図。神のみぞ知るとなると、ちょっと難しいと思いますが、西脇順三郎の「天気」と言う詩をある程度参考にしてみました。
0エイクピアさんの詩って、何かあるようでないような感じがあって基本好きなのですが、この作品は特に何かありそうで何もなさそうな感じがして読んでて楽しめました。 あと、この捉えどころのない感じが、昔読んだバリー・ユアグローという作家の「一人の男が飛行機から飛び降りる」ていう短編集を思い起こさせました。だからなんだって話ではあるんですが。笑
1「戸口に神の生誕がへばり付いて居た日」は一生かけても書けない かなり久しぶりに、むかし、インターネットで怪しい文章を読んでいたときみたいな、ざわざわした気持ちになっています。これは事実の羅列で、「誰かが落下する」は詩のまんなかで目立ち、あっさりとしつつ不穏です。しかし不穏というのは間違いで、畏怖というべきなのかもしれない。なぜならば「神の生誕」だから。
1mmmさんコメントを有難う御座います。バリー・ユアグローですか。とてもユニークな作家の様ですね。俳優もやっている様で。双子云々は村上春樹の作品も想起させます。南アフリカ生まれでもイギリス人かアメリカ人なのかもしれません。
0いすきさんコメントを有難う御座います。そうですね、誰かが落下すると言うのは堕落すると言うニュアンスを出したかったのかもしれませんが、自分でもよくわからないのです。あまり文字通り誰かがどこかから落下すると言うニュアンスではなかったと思います。
0どうしても西脇順三郎が思い浮かびます。 ストー夫人の名前におぼろげながらに記憶があります。
1田中宏輔さんコメントを有難う御座います。そうですね、西脇詩の「天気」は強烈に意識しました。ストー夫人は奴隷解放啓蒙小説を書いた人で、今から考えるとリンカーンに政治利用されたような印象を持つ人もいるかもしれませんが、当時は本当に真剣だったのだと思います。
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