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乱世
綱がほどけて乱世となる 威厳を保つために始めた煙草で 失敗して 生徒らも離れて行った 核心を突こうにも ゴーサインを出さない太陽に 海峡はうなるばかり 浴室で彼我の差を知り 遺伝の桎梏を知った バッタの瞳が美しい ほどけた綱が首に及べば 首が寝違えて母の中にある 点灯鬼を知った駐車場で バッタの複眼がすべてを 写しているような気がした
乱世 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1008.7
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2021-02-19
コメント日時 2021-02-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
「海峡」と「生徒」で私は水産高校の実習かと思いました。煙草を使わなくても威厳を保つほうほうはありますよね。実力を見せるとか、生徒と真剣に向き合うとか、詩としては場面が想像できるので良いと思います。
1福まるさんコメントを有難う御座います。そうですね、威厳を保つ方策として、実力を見せると言うのは有りだと思います。生徒と真剣に向き合うのは基本中の基本だと思うので、応用範囲が広そうです。詩としての場面の創造し易さは考慮しました。点灯鬼や駐車場は場面を明確にするための道具立てだったと思います。
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