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真夜中の蜜柑
真夜中の蜜柑 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1369.0
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 7
作成日時 2021-01-26
コメント日時 2021-01-30
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 3 | 3 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 1 | 1 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合ポイント | 7 | 7 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1 | 1 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1.5 | 1.5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0.5 | 0.5 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0.5 | 0.5 |
総合 | 3.5 | 3.5 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
苦しい詩だなぁ。私の中にある孤独を揺さぶるような。 でも、何も揺らさない詩よりずっといい。 ひとつ気になったのが 「その気配が嗅ぎにくるのは 柑橘の爽やかな匂いでなく 乾いているのにじっとりしている 私のぽつねんとした、ひとりぼっち、だ そして母の孤独の匂いだ」 ここが説明的すぎるかもしれない。この連を省いたほうが、作者そして作者の母の孤独がより伝わってくるような気がする。 なぜなら、「全てのいない存在が さわさわとあつまる 鼻を鳴らして嗅ぎに来る気配がまとわりつく」 という不安げな描写、かつ、全体的に孤独さが浮かび上がっているので。 -- くたびれた月が中天に来るころ 台所で蜜柑を食べる あかりは豆電球で薄暗い 床に伸びる影はゆらゆら揺れて ポツ、と輪から外れた子供のようだ いまはベッドに眠っている母の 車椅子にすわる ひと房口にする 柑橘の香りが立ち上り そして 全てのいない存在が さわさわとあつまる 鼻を鳴らして嗅ぎに来る気配がまとわりつく 今夜も蜜柑を食べる 母の車椅子に座って -- このようにしたほうが、シンプルで入り込みやすい気がする。 私も書き込みすぎる傾向にあるので、自戒をこめて。
1修子さんコメントありがとうございました。 あらためて読んでみて、ご指摘の通り説明的な連だと思いました。 何を足して何を削ればいいのかまだハッキリとみえていないのですね。 これからも繰り返し読んでみながら、書いていきたいと思います。
0母の車椅子の時点で母はどうなったのかとても気になります蜜柑をたべるのも序盤の台所と終盤の車椅子で状況が全然違いますきっと蜜柑の味も違ったのでしょう
0福まるさんコメントありがとうございました。 蜜柑の味の違いという視点が興味深かったです。
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