日の出に背を向け - B-REVIEW
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日の出に背を向け    

日の出が射し込む顔を見た 寝ぼけ眼の目を細め 次第にその瞳を見開いた きっと見惚れているその景色 振り返れば僕もまた 同じように惚けた顔で 二人揃ってポカンとなって 日の出が思い出を染めるだろう よく分からぬ後ろめたさと 振り返りたい衝動と それに勝るものを見ているのだ 未だ夜の方角に向け 惚けた君を眺めてる 次第に照らされ目を細め その心を置いていく 僕は逆光の中に居よう 君に降り注ぐための日が昇る 毎朝のことはこの日の為に 君を照らして特別だから



日の出に背を向け ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 6
P V 数 : 1540.1
お気に入り数: 1
投票数   : 0
ポイント数 : 2

作成日時 2020-07-12
コメント日時 2020-07-28
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/11現在)投稿後10日間
叙情性11
前衛性00
可読性11
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント22
 平均値  中央値 
叙情性11
前衛性00
可読性11
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合22
閲覧指数:1540.1
2025/04/11 17時26分32秒現在
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    作品に書かれた推薦文

日の出に背を向け コメントセクション

コメント数(6)
白萩アキラ
作品へ
(2020-07-12)

およそ3年前の過去作です。個人的には気に入っていたのですが、多サイトにて「これは詩ではない」と酷評されてしまった思い出深い一作です。

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よびな
作品へ
(2020-07-12)

「君を照らして特別だから」という一文がかっこいいと思いました。「思い出」というところから「君」との関係が過去のもので、振り返ったら「君」との何かが終わってしまい、美しい終わりという衝動と、そのうしろめたさ、と「君」自体という要素がせめぎあう状況を感じました。

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白萩アキラ
さんへ
(2020-07-19)

コメントありがとうございます。 返信が遅くなってしまいました。 確かに神話を少し意識して書いた記憶があります。 この詩は実体験に何となくの神話的雰囲気を混ぜようとした産物でした。 正直この場にこの作品を投稿するとき心臓バクバクでしたが、好意的に受け取ってもらえて良かったです。 読んで頂きありがとうございました。

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白萩アキラ
よびなさんへ
(2020-07-19)

コメントありがとうございます。 返信が遅くなってしまいました。 「君を照らして特別だから」 なんとも照れ臭いですねー。 今の自分にこれが書けるだろうか…詩作はある意味、この気恥ずかしさとの格闘であるのかもしれません。 感想を頂けて嬉しいです。 読んで頂きありがとうございました。

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かずや
かずや
作品へ
(2020-07-20)

とてもよく情景の浮かぶ詩だなと思いました。 幸せな布団の感触まで伝わるようでした。 しかし、もう少し「先」まで読みたいと思いました。 それがこの情景の先なのか、想いの先なのかは定かではありませんが、そんなことを思いました。

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白萩アキラ
かずやさんへ
(2020-07-28)

コメントありがとうございます。 返信が遅くなってしまいました。 情景を思い浮かべていただけて良かったです。 そして、もう少し先まで読みたいというご感想も、課題ではあるんですが私はそう言っていただけて少し嬉しかったです。 その「先」を書き切っていけるように頑張っていきたいです。 読んで頂きありがとうございました。

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投稿作品数: 2