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名前だけくるくる踊っておおいかぶさる
名前だけくるくる踊って覆いかぶさる 僕の前の人は点数付きの名簿を持って 白い怒りを吐いている、蛍光灯みたいな べったりした光が照らして、顔に汗をかく 眩しさを恐れるのは獣であるが 果たして人は「獣よけ」を照らし続けるのであった 名前だけくるくる踊って覆いかぶさる 幻覚は光によって熾きる(闇による幻覚はない) 光速の分子は踊りながら貫いている あらゆる動きのうちで美しいものが踊りと呼ばれる
名前だけくるくる踊っておおいかぶさる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1379.9
お気に入り数: 2
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2020-07-12
コメント日時 2020-07-12
項目 | 全期間(2024/12/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
- 「名前」禁止令 (鳴海幸子)
題名からまず強い興味をそそられました。 詩の展開が、けしてナンセンスではないが、心地いい、わずかな類似というか、繋がりを持ちながら、クールに孤高につながっている気がして、とてもかっこいい詩だと思います。 最後の二行がほんとうにかっこよくて、そうか分子は光速で踊っていて、そしてそこから繋がる、踊りという行為に対して与える、異様に説得力のある定義に痺れて、これは、詩だ!と強く思わされました。
1読んでいただきありがとうございます! 私は何かを書くときはなるべく題名をかっこよくしたいと考えているので、誉めていただいて嬉しいです。私はどういうものが詩なのかというのが自分の中でまだよくわからないのですが、繋がりと、説得力というところに詩を感じたというあささんの見解に、なるほどなあ~と参考になりました。
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