橋田へ
しのばせた
結婚してください)
ぼくのこどもを産んでください)
四十を過ぎた
はるばる青森から西へ
貧困ビジネスの従属
星頭をわしづかみに
からめとられる八足か
おにいさんたちからあれこれ
おねえさんたちから差し伸べられた手
たどり着いた大阪十一月の陣
一人話し
一人笑い
一人ウケ
ガラケーから
つなぎ合わせの定型文の
//あ、中谷さんですか?/
橋田です今日一日 ありがとう ございました /
また 頑張りま しょ ね/
よろしくお願い します橋田でした。//
ざっつとーほくじんよ
嫁さんは見つけたか
百人授かったか
呼び掛ければ振り返り
みつめている
走り去るママチャリを追いかける疾風の
二月の陣だったな
作品データ
コメント数 : 7
P V 数 : 1569.6
お気に入り数: 1
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2020-06-22
コメント日時 2020-06-27
#現代詩
#縦書き
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
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閲覧指数:1569.6
2024/11/21 20時59分05秒現在
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/スラッシュが残ってしまいました…
0風景が走っているように思えました。 拙いコメントですみません。
0面白かったです。何が面白かったかと言われると悩んでしまう詩なのですが、どこか人情味があって、温かみのある感じがよいといったらいいのでしょうか。ああ、人間って生きてるなって思わさせてくれる詩でした。ありがとうございます。
0日下部主水さん はい。最後は走らせましたね。実際に走り去っていきましたから。 ありがとうございました。
0白目巳之三郎さん 人情と呼ばれるものかもしれませんね。 なにかそうした感情に動かされたところがあったかと。コメントを見ましてあらためておもいましね。 ありがとうございました。
0湯煙さん、こんにちは。 ひどく生々しいなあ、そんなことを感じました。(とても良い意味で) >しのばせた >結婚してください) >ぼくのこどもを産んでください) 特に、冒頭からいきなりこの文章で始まるところが良かったです。 付き合っている描写もなしにいきなり結婚、それも子供も望んでいるなんて、 女性側からしたらちょっと唐突でびっくりしてしまいそうなフレーズです。 (だからこそしのばせているんですね) 率直な情感が冒頭に飾られているのは、印象的で良いなと思いました。 >星頭をわしづかみに >からめとられる八足か >おにいさんたちからあれこれ >おねえさんたちから差し伸べられた手 ここも素敵だなと思います。 星頭というものがなんなのか分からなくても、 どことなく、生活に行き詰っているような、 人間関係がうまくいっていないような、薄暗い雰囲気を感じます。 八つの足が絡めとられている、それは八方ふさがりのような気持ちでしょうか。 八つの足というところからタコをイメージしていると、 おにいさんやおねえさんから何かを差し出されている映像に切り替わる。 おそらく、わたしは「何かをもらう立場」なのかもしれません。 それはあまりにも「自由」からかけ離れていて、ちょっと切なくなってしまいました。 題名にある#LIVES、生活なんて代わり映えのないつまらないものだと思っていたのですが、 こうして読んでみると、ちょっとしたドキュメンタリー映像を見ているような気持ちです。
0横山はもさん 生々しい感じとなりましたか。おそらく橋田の存在にひかれ過ぎたのかなと。導入部はつかみといいますか、どこへどのようにといった考えからの提示になるのかなと思います。 星頭については存在しない言葉らしいですから頭としたいところですが(笑。勝手なイメージで紛らわしいものとなってしまいましたね。 そうですね。結婚、子づくりに貧困ビジネスと。理想妄想/現実自由夢など、対比となりますね。八足はいらいろと絡まりあい抜き差しならないといったところでしょうか。 タイトルはlives matterですね。ドキュメンタリー、なるほど。退屈な日常の上にといったところでしょうか。タイトルと絡み合うライブ感を喚起するものになりましたか。参考になります。 ありがとうございました。
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