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夜行
こんにちはナイト・フライヤー、僕は夜を旅したい すまないナイト・フライヤー、灯りはしまっておくよ それではナイト・フライヤー、どこへ行こうか ありがとうナイト・フライヤー、もう戻らない故郷の光は最高の餞別だった おやすみナイト・フライヤー、君の背で少し眠らせて貰うよ 不思議だナイト・フライヤー、夜目でも君は漆黒にしか見えない 嬉しいねナイト・フライヤー、君の話を僕は聞きたかった 悪いねナイト・フライヤー、僕のために食べ物を取ってくれて 行こうかナイト・フライヤー、ここは夜にしては眩しすぎる おかえりナイト・フライヤー、君は黒いのによく目立つね 嫌だよナイト・フライヤー、別れは辛いものだ わかってるさナイト・フライヤー、この日々は終わらなくてはならない さよならナイト・フライヤー、僕はその翼を焦がす朝日が見たい
夜行 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1639.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 7
作成日時 2020-06-13
コメント日時 2020-06-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 6 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 7 | 6 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 1.5 | 1.5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0.3 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 1.8 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
ナイト・フライヤーという語感がとても小気味よく、個人的には好きそうな詩の部類ではあったのですが、「不思議だねナイト・フライヤー」以降が少々私にとっては難解で、イメージが一つに収束しませんでした。(それ以前の「ありがとうナイト・フライヤー」のところの「餞別」という単語も、個人的にはナイト・フライヤーという語感と整合性が取りづらかったです。)「ありがとう」「おやすみ」という流れで、一度眠ったはず(?)のナイト・フライヤーに対して、さらに語り続けるところが、私の中では繋がらなかったというところでしょうか。(ネットで調べたのですが原典としてジョージ・R・R・マーティンの『ナイト・フライヤー』もしくはネットフリックスでドラマ化された『ナイト・フライヤー』をもし念頭に置いておられたらすみません。私は両者とも読んだことも見たこともないので、正確な判断が出来ない詩かなとも思います。) ただ、ナイト・フライヤー、いや、いい語感、と思っています。新鮮な体験でした。ありがとうございます。
0「転機」を感じさせるような作品でありました。言葉少なながら、冒険に語り手のつらさも含まれる人生がうまくゆだねられていて、なんだか声援を送りたくなりました。ナイト・フライヤーは相棒であり、自身の一部でもあり、象徴的に夜そのものでもあるようでした。
0白目巳之三郎様 コメントありがとうございます。「ナイト・フライヤー」にこれといったモデルはありません。特に決まった形はありません。読み手の思うままの姿がそうです。
0白川 山雨人様 コメントありがとうございます。 正に仰る通りで、これは転機と成長についての詩です。
0とてもいい。
0あん様 コメントありがとうございます。
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