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生まれて来ました
生まれて来ました 死に方を選びなさい おなかの中から来た君の 死に方は多様 始まりはひとつで 終わり方が様々になる 始まりって面倒くさいな 終わりに理由がいるから 生まれて来ました 人生を描きなさい 成長する君の 人生は特殊 描く用紙は白紙で 誰にでもない絵がそこにある 描くって恥ずかしいな 人に見られちゃうから 生まれて来ました 選んでください 人生を描き続けるか 終わりに理由をつけるか
生まれて来ました ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 983.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-02-16
コメント日時 2017-03-02
項目 | 全期間(2024/12/31現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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構成 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
始まり方には実は二つあって、マクベスに登場するマクダフなんかは少数派の方ですね。どちらにしても本人は選べません。その一方で死に方は様々。その気になれば自分で選ぶことも可能。私は年齢や健康上の理由から、安楽死とか尊厳死とかについて色々と考える時があります。「ソイレント・グリーン」というディストピアSF映画の傑作があるのですが、この中で描かれる安楽死システムに憧れていたりします。 終わりは確かに面倒くさいですね。でも終わりに理由はいるのでしょうか? この世界では、むしろ理由もなく終わる人の方が多い気がします。この辺は「終わりの理由」の解釈の差かも知れませんね。「人生は特殊」とか「描く用紙は白紙で/誰にでもない絵がそこにある」というのは、額面通りでは単純というかありきたり過ぎますから、皮肉が込められていると解釈しました。「描くって恥ずかしいな/人に見られちゃうから」というフレーズ、ここが一番好きです。最終連は良くも悪くも無難というか、上手いまとめ方だと思いました。
0花緒さんへ 感想と評価ありがとうございます! 今まで、自分の詩の評価は肯定的な評価しかなかったため、自分がこの方法が正しいのかわからない状況でした。 書いた感想としましては、1連だけでよかったかもしれません。 2連を書こうか書くまいかと迷った部分が詩について甘い部分がでました。 詩のコンセプトとしては、「生まれる方法は1つだが死に方はいくつもある」というコンセプトで書いていたのですが、途中で文量も意識してしまい2連を書くか書くまいかという気持ちになり、2連を書いてしまいました。 そこの部分の甘さは自分でも自覚しております。 自分の詩にアドバイスしていただきありがとうございました。
0もとこ さんへ 終わりの理由 ・人にはそれぞれの死因がある ・人にはそれぞれの死ぬ理由がある 上記の二つの解釈の差だと私は判断しました。 この場合の解釈としては・人にはそれぞれの死因があるという解釈ですが、「終わりに理由をつけるか」という部分で矛盾が発生するので、実は前者を強調しながらもダブルミーニングにより後者を彷彿させようと思いましたが、失敗しました。この場合は前者を強調するため「終わりの理由をつけられるか」とストレート過ぎますが書けばよかったのかもしれません。 「人生は特殊」とか「描く用紙は白紙で/誰にでもない絵がそこにある」これは本当に今読んだ自分でも甘いと思っております。皮肉ではなく、失敗です。2連は本当に失敗だとわかりました。 最終連は1連と2連を繋ぐ着地点を無難にしようと思いそのようにかきました。 1連と2連との書く気持ちが違っていたので今回の詩がミスを起こしたことが今回の評価でわかりました。 これで自分も各方向性が決まりました本当にありがとうございます。
0これは、深読みし過ぎているかもしれないし、まったく違います!と否定されてしまうかもしれない。 でも、断言します。『生まれて来ました』は、傑作です。 メンヘラ系と呼応される人が読まれたら、絶対共感する。 もうひとつ、付記すれば、私が『生まれて来ました』を支持する理由、それは、詩に依ってしか成せないことへの拘りを作者の奏熊とととさんにみるから。コメント内で、技巧についてレスされていらっしゃるけれども、とととさんの本質は、白紙に己をみつめる行為、詩が降ってくることへの欲望だと思う。世の中、いろんな技があるけれど、言葉を降ってこさせる技なんて詩だけじゃない?魔法はある。 とととさん、投稿有難う御座います。詩人スカウトマンもお声掛けしてよかったと、申しておりました。
0三浦果実 さんへ ありがとうございます。 実はというと反感の気持ちは全くなく、自分にとって批評とは自分の詩力が成長する最高の機会だと思っております。 スカウトしていただきありがとうございます。 次の機会にまた、これよりも成長した私をとくとご覧あれ
0こんにちは。 色々読んでて中々難しい詩だなと思いました。ここには、着想の種になるようなワードが散らばっているように思えるんですが、そこから先の事を既に考えている場合とそうじゃない場合では読み方がなんとなく異なりそう。そういう意味で難しいなと思いました。多分、一番ピンとこなかったのは、死に方の方で、死に方がどう多様なのかとか理由がなぜひつようなのか、とか、そこらへんについて、もとこさんも指摘されてると思うのですが、語り手が何を着想に死に方は多様であるのか聞いてみたいと思いました。
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