別れ - B-REVIEW
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別れ    

靴のように座り込んで泣いている。



別れ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 7
P V 数 : 2341.8
お気に入り数: 4
投票数   : 0
ポイント数 : 9

作成日時 2020-05-07
コメント日時 2020-05-10
#縦書き
項目全期間(2025/04/09現在)投稿後10日間
叙情性10
前衛性11
可読性20
エンタメ22
技巧21
音韻00
構成10
総合ポイント94
 平均値  中央値 
叙情性0.30
前衛性0.30
可読性0.50
 エンタメ0.50
技巧0.50.5
音韻00
構成0.30
総合2.32
閲覧指数:2341.8
2025/04/09 12時04分09秒現在
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    作品に書かれた推薦文

別れ コメントセクション

コメント数(7)
みみず
みみず
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(2020-05-08)

素晴らしいと思いました。 雨の一粒のような一行ですね。 一行の奥に広がる世界を感じた気がします。 このような作品は個人的に好みです。

0
藤 一紀
作品へ
(2020-05-08)

 」←こんな格好なのかなあ、とか連想しました。両手を地面について足を前に投げ出しているような。そうだとしたら、すすり泣きというより号泣ぽいな、男の子かな。みたいに想像を膨らませて楽しむことができます。 短詩でバシッと決めるのは、語が想起させる状況を含めて情報が多くなる分、なかなか難しいですね。

0
ふじりゅう
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(2020-05-08)

えらく淡白な作品ですね。。。 * という評が第一に上がってきそうな本作ですが、私の立場としては、いい作品と感じます。 書いていることは比較的ありふれた情景のように思われます。「別れ」というタイトルと「泣いている」という情報から、「別れて、泣いているんだ」という言葉同士が比較的単純に結合することを思います。 一行詩に俳句の話を出すのは恥ずかしい行為ですが、敢えて例に出すと、俳句は非常に短い時間を写真を撮るように言葉にすると世間一般に理解されていますが、本作もまたその例に漏れず、土台がしっかりできているように評価できます。 とはいえ!あくまで「詩」と「俳句」は別物と思いますので、一行詩としての「背景」つまり「登場人物や主要な対象に何があったのか」が明確に浮き出ています。また、比喩も浮き出過ぎず、かつ空気のようでもなく、丁度いいバランスなのではないでしょうか。 すなわち、敢えて前に出すぎないし空気にもならない絶妙な言葉たちが気持ちよく接合されており、このような短い作品でも筆者のバランス感覚のよさを思わされます。決して淡白ではないテクニックと作品の広がりを感じるのです。 何より、(基本的には)月2回までしか投稿できない当サイトであるにも関わらず、1行詩一遍のみをご投稿された勇気(?)に、敬意を表したく。

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追河
追河
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(2020-05-09)

種田山頭火、という言葉が頭に浮かびました(ちょっと違うけど) 靴のように、というのが素晴らしい言葉選びだと思います。状況をコメントするのも野暮ですが…確かに靴に似てる気がします。

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夜野 群青
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(2020-05-09)

個人的嗜好から一行詩は好ましくないんですが、タイトルと詩、それだけの要素で上手く世界観を語ってるなと感じました。 道端でよく、靴だけが捨てられてるの見かけませんか?  あれ、履いていた人物はどうやって来て、どう捨てたのだろうと気になって仕方がないです。 それが漁港や歩道橋にあった日にゃ、心中したのかと気が気でありません。 この靴は片っぽ、なのかなと自分の中で想像が拡がりました。 一行詩もなかなかやるやん! と、悔い改めます。

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萩原 學
萩原 學
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(2020-05-10)

皆様お楽しみ頂いたようで何よりです。これは20年くらい前、別名義で書いた恋愛詩の1つです。はい、恋愛詩です。(異論は認めます)1行詩として構想した訳ではなく、ソネットを書くつもりが、ここから動かなくなったのです。隅っこで萎れている女の子をイメージして『別れ』と題したのだけど、男の子でも構いません。シューズ片方とは限らず、折れたピンヒールとか、履き潰したスリッポン、白い上履きでもいいし、猫が履いた長靴なんかが小屋から出てくるかも知れません。読者の経験次第で同じ作品の意味から変わってしまうのが、詩の面白いところですね。この時ばかりは詩人やってて良かったなと(笑

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湯煙
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(2020-05-10)

靴にもいろいろとありますが、私はハイヒールなどをイメージしました。思わず声をかけたくなる一行詩です。

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投稿作品数: 1