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恋する剥製
鄙びた眼差し、僕はここだよ 恋する剥製、乾いた心で 地面を這うように忍び寄る そして上体を少し起こして 君に挨拶するよ、ご機嫌いかが? 驚いて水風船を落として割った 君はなんだかセクシーだ そんで、僕は想うんだ やがて人類は滅びる、きっと 多分、核戦争や環境汚染とかで でも、 僕らは永遠に原形を留める 朽ちても心は剥製で それは、一縷の望み 鄙びた眼差し、僕らはここだよ
恋する剥製 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1097.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2017-07-14
コメント日時 2017-08-11
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
これ、ねえ…好き(#^.^#) 「恋する剥製」のタイトルからして「恋する惑星」のパチモンを連想させます。 徹頭徹尾チープ。もしくはチープに見せている。 冒頭と最後の「鄙びた眼差し」がすっごくいいんだよねぇ。 これだけで片田舎の博物館に無造作に突っ込まれてる、生命だったモノを連想させます。 (地球の、とは言ってません) 恋するヤツが「君はなんだかセクシーだ」も、「一縷の望み」とかも、味のある安易さだし(註:褒めてますw)、 「やがて人類は滅びる…」のクダリなんか、おめ知能あるんか、とゆうくらいステキ(註:激賞してますww)。 ポップでチープ。 その味わいが、剥製になっても、心も剥製にされて生きてるんだよん☆という無茶な論理を成立させてます。
0角田 寿星さんのコメントに、何か加えることがあるのか?と思いつつ・・・ 〈恋する剥製、乾いた心で 地面を這うように忍び寄る そして上体を少し起こして 君に挨拶するよ、ご機嫌いかが?〉 このフレーズ、コモドドラゴン、のような爬虫類系の生き物が、ズルズルっと愛する女性のそばに忍び寄って、顔を見上げる、そんな図柄が(なぜか)浮かびました。 乾いた心、干からびた魂、空洞の身体の剥製・・・が、にじり寄って来る、ユーモラスな感じと、ホラー的な恐怖。驚いて落すものは、水風船、という極めてみずみずしいもの・・・。乾いた心の僕と、水びたしの君。
0いつも返事遅くて申し訳ございません。 花緒さん 評を頂きありがとうとうございます。夜中にスピッツを聴きながら甘甘な感じで描きました。やっぱ甘いです。 グロテスクな感じは後から足していきましたが、良い感じで溶け込ませたでしょうか。 角田さん 評を頂きありがとうございます。書いた結果チープになってしまってますが、残念なことに書いてるときは割りとホンキでした! 真夜中の恥ずかしいポエムを朝読み返して、ちょっと毒味を足してみました。 まりもさん 評を頂きありがとうございます。「爬虫類系の生き物」のイメージはそのとおりです。下半身が蛇っぽい男が忍び寄ってくるイメージでした。 詩は難しいです
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