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独り、ほの赤い雪の上に
ガスの匂い立ち込める白の季節 歩道に捨てられたヘッドフォンから 流れる若い音 そんな一瞬を写真でしか切り取れない 良いと思ったあの時を 1度と思ったあの時を 記憶から簡単に消せてしまうのは 強さなのか弱さなのか 首に触れる 息に痛いの 飛んでいかないで ここが好きなの 髪が伸びた 音なんて聞こえない ここなんて知らないままで ずっと痛かった。
独り、ほの赤い雪の上に ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1706.5
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 6
作成日時 2019-12-23
コメント日時 2020-01-01
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 4 | 4 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 2 | 2 |
総合ポイント | 6 | 6 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 2 | 2 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 1 | 1 |
総合 | 3 | 3 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
クリスマスイブに この詩が拝読できてよかったです。 詩でしかできないことが触れられている「そんな一瞬を写真でしか切り取れない」ことにたいする思いを 拝読すると、 やはり詩でないとだめだわという意識しました。 髪が伸びた 音なんて聞こえない といった表現に、時間の流れを感じました。 時に対する思い。この時期は、このような感慨が胸に沁みます。
0自分には詳しく詩のことはまだ分からないのですが >ずっと痛かった。 という一文にハッとさせられました
0阿寒に果つをなんとなく思い出した。
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