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産声
容易すく泣いた その心持ち 愛が何かも解らないくせに 優しさをすり抜けて 他人に背を向けて 保ちたい関係も 曖昧だからままならない 靡かれるように 楽でいたい ただ楽でいたいだけなのに 生まれたときのあなたの温もりを知っていたなら 私はこの世界で もっと自然に繋がれていたのかしら 誰とでも ただ楽に 楽に あなたに愛を与え 教えられる そんな私に なれたかしら
産声 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1371.4
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 12
作成日時 2019-09-11
コメント日時 2019-09-13
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 5 | 5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 12 | 12 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 5 | 5 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 12 | 12 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
愛というものが何か、何度か読み返して考えました。私は50年生きていますが、他人から愛って何だよって詰問されても明確に答えることが出来ません。ヘッセの知と愛を読んでもキリストのバイブルを読んでも実感としての理解まで到達することがありませんでした。 肉親を愛する、妻を愛する、子供を愛する、 他人を愛するということを実感したことが私にはない。 ひと昔前に流行した、愛は勝つという歌、 あるいは、愛は地球を救うというテレビ番組、 そこで使われる愛という言葉に共感を覚えることがありません。 本作を読んで、再び、使われる愛に向き合う。 産声をあげたばかりの赤子は無意識にも 何かを信じようとしている。 応えようとするに 無知は無知のまま愛と表するほかにない。 愛の意味は不明確であれ、 少なくとも無自覚ではない。 芽生えた情を呼称をするならば、 愛ではなかろうかと、残念な気持ちを抱えながら、 真偽不明のままに。 愛という言葉は難しい。 そう思いました。
0みうら様、コメントありがとうございます。 愛についての作品はこの世界に溢れるほどありますね。 私も愛をテーマにした詩をいくつか書いていたりします。 でもその度に思考が???となって、自問自答したりしながら、少なくとも誰かを深く傷付けるような感情や行為ではない、絶対に。と思います。 生まれてきたのだから、死ぬまでのうちに気付き、知っていたことを思い出すのだと信じたいです。
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