人間の四半世紀 - B-REVIEW
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人間の四半世紀    

重い病気が見つかるだろう 麻紐の束があり 鉄の剥離片が積もってゆく グルメシティ 裏さびた階段に 蝶を放る 熱帯のパンダが 見つかるだろう サンダルの緒がきれて 四半世紀のひとが倒れる


人間の四半世紀 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 4
P V 数 : 932.1
お気に入り数: 0
投票数   : 0
ポイント数 : 0

作成日時 2017-05-14
コメント日時 2017-05-15
項目全期間(2025/04/10現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
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閲覧指数:932.1
2025/04/10 23時09分26秒現在
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    作品に書かれた推薦文

人間の四半世紀 コメントセクション

コメント数(4)
みいとかろ
(2017-05-14)

すみません、何かのミスで同一の作品が、同時に2つ投稿されてしまいました、、片方を削除のほどお願いいたします、

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鳩村
(2017-05-14)

短すぎ?抽象的な・・・詩語。レベルが高すぎる故か

0
まりも
(2017-05-14)

シハンセイキ、という語感の硬さ、重さに惹かれました。 25歳、というと、すごく若く感じるのに、四半世紀、といったとたんに、すごく歴史性というのか、重厚な感じを受けるのは、なぜなんだろう・・・人の一生を、歴史、として見る。そんな意識が全面に出て来る、から、かなあ、などなど・・・。 麻紐、鉄の剥離片、という言葉から、マニュファクチュアから産業革命に到る「人間」の歴史、をふっと思い起こしつつ、「蝶を放る 熱帯のパンダ」ここは、飛躍しすぎていて、置いていかれました(笑) 蝶=魂、という、ものすごくつまんない読みをして、つまづくパターン。う~、わからん・・・ この流れだと「サンダルの緒」をヘルメスのサンダル、と読みたくなるのだけれど・・・ギリシアに飛ぶのは、突っ走り過ぎかなあ・・・

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三浦果実
(2017-05-15)

意味を見出そうとすればするほどに、離れてゆく。そんな詩がじつは、僕は大好きです。なぜならば、対象化出来ない風景を求めているので。絵画であれば、それが、簡単に現される(いや、簡単ではないのか・・)。しかし、僕は以前、「言葉は道具である」ということを表明して、その主義を今でもとっている。以下、少し長くなるけれども、その話です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私は、「言葉」は他者と自らを接着するツールと捉えております。誤解無きように申し上げますが、「伝える」ツールでもなく、コミュニケーションのツールでもなく。折り合いが着かない者同士が、言葉を使い縁を保つ。敢えて言えば、落着するのであれば、虚偽の言葉も価値があり、真実やら正義やらであっても着地・成立を為さないのであれば道具としては意味がないことを信条として持っております。その道具としての言葉が、詩という藝術に仕立てられ、成れの果て、それが「悪しきネット詩」(判別の定義はともかく)ではないのかと。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 先日、ある投稿者同士の会話を聴いて、ハッとしたことがありました。それは、「詩を書くことと発表することは違う」という話。詩を書くこと自体は、他者へ伝える何か(メッセージのようなもの)が含まれているわけではないということ。発表する行為とは、発する側の手を離れた瞬間に、その言葉は受けとる側のものになるということだと思う。100%。それは、twitterのつぶやきであろうと、なんであろうと、そうなんじゃないかと思っている。でも、わかりあえない人と人を接着する道具だと僕は云いたい。だから、本作『人間の四半世紀』を僕は読むし、自分の中に入れたい。 自分語りになって申し訳ないけれど(こういったコメントが許されるのも当サイトの特筆すべきことだと勝手に思っています)、アカデミックにまみれた藝術に詩をしたくない。 受取る側の勝手な想像だけれども(あえて読解とは云わない)、病気をかかえて、ショッピングモールの奥の方の、隅っこの誰も寄らないような階段の脇で、サンダルの緒が切れて、なんだかやり切れない気持ちを抱えて足元をみたとき、きらびやかな世界から取り残されたような気持ちに一瞬なって、本作を読んだら、なんだか、涙が出てこないだろうか。僕は出てきた。まあ、僕が変人だからなのかもしれないけれども、想像力が豊だなあって、よく云われます。 みいとかろさん、毎度投稿有難う御座います。

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投稿作品数: 1