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愛の放物運動
愛はいつしか降ってくる 投げた時と全くおんなじ速度で 自由と言いつつ その実全く不自由な落下に身を任せ 別れ際、さようならを言う君の手のひら 紅く燃えるまちの中で 深く絡めとられてゆく 地球の中心に向かって 紅く燃えるマグマを夢想する 月は、おんなじ速度で落ちつづける 地球に自分のからだの半分しかみせないで このけち でも、冷たい宇宙の中で永遠に一つになれない寂しさは くっついたり、はなれたりのわたしたちには理解できない 悔しいから、今日もわたしは月明かりを踏んであるく
愛の放物運動 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1077.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 2
作成日時 2019-02-06
コメント日時 2019-02-06
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 2 | 2 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 1 | 1 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 2 | 2 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
まず雰囲気が好きで、ちゃんと読んでもやっぱり好きだなこの詩は。 詩中主体が抱いている感情っては我々も思ったことのある普遍的なものだろうが、それをスケール大きく語っている。そのうえなにがすごいって、ともすれば「スケールが大きい」を勘違いしてただ固い言葉に言い換えただけになってしまうところなのにこの詩はしっかりと甘い。それは「さようならを言う君の手のひら」とか「けち」とかいう口語的な表現があるからってもそうだが、たとえば「紅く燃えるまちの中で /深く絡めとられてゆく 」みたいな地の文でも静的だがしっかりと情景深く表現できているからだろうよ。 HNがただのスペースなのがもったいない。Twitter連携をすると名前が変更されるので是非しっかりとした名前を持ってほしい。
0アドバイスありがとうございます。twitterと連携しました。人生で初めて自作の詩に感想をもらったのでとても嬉しいです。たくさん褒めてくださり有難うございます。
0人生で初めて 1年半前の「過去」も拝読しました。「愛の放物運動」も「過去」も面白いです。 細かいとこで気になったのは、放物ならばそも自由落下ではないのでは……と思いました。 2連目がぐっと身近になるのに突飛ではなく、その辺に惹かれました。
0一年半前にアカウントがおかしくなったと思ってそのまま忘れてしまい、新しくアカウントを作り直したと思ったんですが、同じアカウントで投稿したことになってますね…今読むと『過去』はちょっと直球過ぎる気もします たしかに放物運動と自由落下は別物ですね どう修正したものか悩みます 1連目だけ書いて時間をおいて見た時、何か足りないような気になって2連目を付け足したのでそこを褒めてくださると嬉しいですね 有難うございます
0シンプルにロマンチックで好きです。
0シンプルにありがとうございます。
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