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ゆび
水面の雲がながれるように 素足で湖の上を歩きたい つめたく 人をさす ひとさしゆびのことは 忘れてしまいたい わたしは くつしたをぬいで はっとする わたしの あしのひとさしゆびは だれのこともゆびささずに まえだけを見つづけてくれていた 人をゆびささない ひとさしゆび 私を にくんでおられる あの方も きっと 持っていらっしゃるに違いない指 ひとささん指
ゆび ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1258.0
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 17
作成日時 2019-01-16
コメント日時 2019-01-18
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 6 | 6 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 2 | 2 |
総合ポイント | 17 | 17 |
平均値 | 中央値 | |
---|---|---|
叙情性 | 5 | 5 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 6 | 6 |
エンタメ | 1 | 1 |
技巧 | 2 | 2 |
音韻 | 1 | 1 |
構成 | 2 | 2 |
総合 | 17 | 17 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
無意識の意識。流れが凄い素敵です。優しい詩ですねぇ。
0これは、すごく素敵です。 個人的にはタイトルが些かもったいなく感じました。 テーマは「ひと」を「さす」ことだと思いましたので、 普遍的なテーマを思うと、 ひねったタイトルでも離れずに読めると感じました。
0●環希 帆乃未 さま 無意識の意識。と、言っていただいて 嗚呼、そういえば そういうことなのかもしれないです。 流れが気に入っていただけて嬉しいです。ありがとうございます。 ●かるべまさひろ さま 投稿してよかったです。どうも最近 自信がなくて、 削除できるサイトに投稿すると 自身で削除してしまいそうで、 すると、また 自問自答の日々になるので こちらに投稿してみました。 タイトルをつけるのは、難しい作業ですね。 ひねったタイトルは、なにも浮かびませんでした。 改稿は行いませんが、どなたか この詩に他の題名をつけてみてほしいです。 次回は ひねったタイトルで始まる詩も 書いてみようと思います。 アドバイスありがとうございます。
0水面、みなもと読むか、すいめんと読むか。素足、と並ぶので、何となくすいめんと読みたいように思いました。 同時に・・・様々な人の心の内面(表はたいらかでも、内面は嵐のように渦巻いている)奥深くを見ることなく、すべるように歩んでいきたい、というような願いも込められているように思いました。 にくむ、という言葉、その直接性を、どう考えるか。 ひらがなの柔らかさで、直接的な刺激からはまぬがれているように思うけれど・・・ 私を刺したあの人の、というような、別の意味での直接性も試してみる価値があるかなと思いました。 具体的な動作を表す動詞と、愛する、憎む、怒る、悲しむというような、感情を表す、抽象性の高い動詞と、どちらを用いるか。 作者のスタンスの問題でもありますが・・・
0まりもさま 冒頭の「水面」の読み方については、読者の方々には「みなも」と お読みになる方もあろうかとは 思います。それはそれで良いです。ですが、わたし自身には「めん」という意識が働いています。わたし自身は 「すいめん」と発音しながら描きました。 実は。水面という語を選ぶの前段階では、「湖面」という言葉が思い浮かんでいました。しかし、湖という全景は 別の行で表現させて、ここでは触れられる面を意味する言葉を探し、「すいめん」を選びました。 詩の内容については、読んでいただいた通りです。 人の心の内面(表はたいらかでも、内面は嵐のように渦巻いている)を 奥深くを見ることなく、すべるように歩んでいきたい、というような願いです。 「にくむ」という言葉に対するご指摘については、もうしわけありませんが おっしゃっていることが、理解できているかどうか不安です。 「憎む」という感情をしめす言葉ではなく、具体的な動作を示す言葉である 例えば「刺す」という言葉を使うことはどうだろうかという ご提案で よろしいでしょうか? たしかに「ゆびさし」から ただの 目的の方向を「指す」というよりも「刺す」を連想させたいがために「にくむ」という言葉を選択しました。だから「刺す」という漢字をみたとき、ああ わかっておられるなあと思いました。ご提案は 的を得ていらっしゃいます。 しかし、わたしは 「刺す」という強い動作を詰めす言葉を、使いたくありませんでした。 刺しかねない感情である「憎む」とう言葉を、ひらがなにして 柔らかく感じさせつつ、「刺す」を 表そうとしています。 それは、 人の心の内面(表はたいらかでも、内面は嵐のように渦巻いている)を 奥深くを見ることなく、すべるように歩んでいきたい、というような願いを表したかったからです。 おかげさまで、この詩のテーマは回避だったと、客観的に理解できました。ご批評ありがとうございます。
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