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カタルシス
ジェットコースター乗ったら震えが止まらないからコカ・コーラ飲んで前頭葉を鎮めるほかない、片っ端から征服できる気になった、鉄格子握りしめて激しくガタガタしたい気分だ、ああ、とても乗るもんじゃない、落下とか回転とか落下とか僕はまだ死にたくないから遊園地遊びに行ってもいつもベンチで本でも読んでるけど、流石にミルク飴舐めすぎて舌が切れた 、なんか人が何人か死ぬ話だった、文学というのはあまりに人が死に過ぎだ、フィクションの中で殺された人の人数の統計をグラフにしてみたい気分だ、きっとコカ・コーラとミルク飴では到底足りない、ミルク飴舐めすぎて舌が切れてかなり痛い上にコカ・コーラ飲むからかなりしみるだろう、そんな訳だからもう人が死んだりするのはやめにしてもらえませんか、僕はまだデストロイしたくない そういえば、ピアノを弾いてるといつも近くの森で小鳥が鳴くから僕は小鳥と会話できてると思ってるんだけど、小鳥が何をいいたいのかはよく分からない、というか全然分からないし見当もつかないけど、おそらく腹が減ったとでも歌っているんだろう、こっちはショパンとかバッハとか本当はスクリャービンの激しいエチュードあたりが弾けたらさぞ気持ちいいんだろうなと思うけどまあ何でもいいや、とりあえず簡単な曲弾きながら深い悲しみとか不安とか悲しみとかそういうやつを音にしているつもりなのに、きっとあっちはあっちでこっちも腹が減ったって言ってるんだと思って共感でもしてくれてるんだろう、こういうのを幸せっていうんだと思います、僕はもうカタルシスなんていらない
カタルシス ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1384.9
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-07-21
コメント日時 2018-08-14
項目 | 全期間(2024/11/22現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
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総合ポイント | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんとなく今までのsurvofさんの詩よりポップで読みやすくつくられている気がしました。 ただ読みやすくて内容も入ってくるのですが、引っ掛かる部分があまりなくてすらっと読めてしまった、気がしました。
0かるべまさひろさん コメントありがとうございます!実は去年の九月くらいに書いたもので、ここに投稿し始めた頃に書いたものなんです。なのでここ最近書いたものとは少しタッチが違うのかもしれません。ポップとご指摘いただいた通り、これを書いたときはポップな気分だったような記憶があります。みどりっていうバンドのなんとかっていう曲でみどりさんが「Destrrrooooy!!!」って叫んでるやつをたまたま聞いた直後だった記憶に書いた記憶があります。自分でも改めて読んでみて、確かに引っかかる部分あまりないかも。。。ただノリで書いているだけというか。。。
0こんばんは。ジェットコースターのようなスピード感や激しい動きを感じました。
0蛾兆ボルカさん コメントありがとうございます!なるほど、ミミズは音が聞こえるんですね?初めて知りました。鳥の鳴き声は私は非常に好きで人間の作るどんな音楽も及ばないと思うことがあります。突き抜ける、突き抜けないでいうと、自分は突き抜けないタイプかもしれません。離散的なものに惹かれる傾向があるというか、正確にいうと集中力が足りないというか、そんな気がいたします。それから、ご指摘くださった「アンチ・クライマックス」という言葉が自分の最近の気分にとてもしっくりきます。「アンチ・クライマックス」、いい言葉ですね。以前ははカタルシスを感じないものには一切魅力をおぼえなかったのですが、いまはカタルシス過剰だと拒絶反応がおきるので不思議なものです。
0藤 一紀さん コメントありがとうございます!文章そのものがもつ動静をなにより意識して書くことが多いので嬉しい感想でした。個人的にジェットコースターは本当に苦手です。乗り物酔いがひどいんですよね。。汗
0地球さん ありがとうございます!「それでもすこし不協和音みたいにかんじるところがあったり、ざらざらとした感じ」とのご感想、とても嬉しいです。実はこれ書いたころは書いたものを音読するようにしてた頃で、これも書いた後に何回か音読してその時の五感をかなり大切にした記憶があります。
0ふむふむ、近いようで大分遠い文体。この詩文が加速する自動筆記のような勢いはちょっと自分にはだせないです。たしかにこの作品を読むのと同じ感覚で僕のものを読んだら、ああいう感想になるかなとも納得できました。逆に言えば、伝えたいことはすべて行間に収めたいタイプの僕にとって、この詩は表面のキャッチーさに対して、イメージの連なりや奥行きに関してはだいぶ物足りなく見えてしまうのですが、でもそれってそのぶん僕は読み手を選んでしまっているんだな。と気付き、なんだか現代詩に毒されすぎたこのノーミソを一人ひっぱたいて反省です。ありがとうございました。今回はかなり貴重な出会いができたと思っております。
0ゼンメツさん コメントありがとうございます!確かに似てるようで似ていない文体かもですね。「この詩は表面のキャッチーさに対して、イメージの連なりや奥行きに関してはだいぶ物足りなく見えてしまう」とのご指摘はごもっともかと思います。この作品もそうですが、私の作品の多くは表面的な音感や言葉のリズムの扱いに主な意識が集中しており、言葉から喚起されるイメージに対しては十分配慮が行き届いてない場合が多く、未熟な部分だな、、と課題点となっているかと思います。「加速する自動筆記のような勢い」は保ちつつ、イメージ豊かなで多層的な読みができる内容にできれば理想ですね。過去投稿作品でもこのあたりのバランスをいろいろと試してみてはいるのでよかったら是非ご感想お聞かせください。
0なるへそ。過去作読みました。挑戦されてますね。才能は僕なんかよりずっと上だと思います。えーとじゃあちょっと、この先、ドン引きするくらい長くなるのに、こんな話から始めるのもなんですけど、僕、5年位前かな、名前変えながら詩手帖に投稿していて、出してたやつの8割くらいが佳作でした。名前だけが載った本の山の重みに心をへし折られたシカバネです。ちなみに僕は強いフレーズから作るタイプです。つまり僕はそこそこ書けるけどしかし「決定的に何かが足りない」と突き付けられ続けた書き手です。そんな僕ですので、あなたのような、僕と違う方向に尖って才能のある人に対して、話せる幽霊のようにアドバイスができるかもしれません。なんだか僕では行けなかった先に、行けるような気もしますので、じゃあ、なるべく失礼のないようにはしたいのですけど、ちょっと具体的に、思ったことを、思ったままに、 行間好き目線だと、『僕の顔』が好きです。『E#minor』の2連目以降とかもいい感じなんですけど、ラストのフレーズがもうちょいキマってて欲しかった。『自分勝手なロマンチスト』も良いですけどそんな感じですね。というかどの作品を見ても、強いフレーズを作る力がかなりの弱点だと感じます。これ、あえて使ってないのも分かるんですけど、作れてあえて使わないのと作れなくて使わないのでは見れる人から見ると全然違います。そこが行分けの詩を書いているときには顕著に表れていて、きっと短文に詩情を作るのはだいぶ苦手なんじゃないかな。というか自分でも実感しているんじゃないかな。なんとなくですけど。散文に関しては勢い重視のものはツイッターで1ツイートのボックスの中に、王様の耳はロバの耳よろしく、息継ぎなく精一杯叫んでやったかのような、まさに一連終わるまでは相手に思考を挟ませない一方通行の言ってやった感、詩のフリースタイルバトル、そういった感じに見えて、時代と生きている感じが新鮮です。視点は本当に、細かいところに詩情を見つけられる繊細なものを持っていると思います。気になる部分としては、ABABみたいな形の擬音を多用されることが多いみたいですけど、それって思考の言葉に距離が近くなると思われているのかもしれませんが、テキスト的には効果的じゃないかな、そこを句読点のような息継ぎのタイミングとして見てもそれほど、って思います。あとは言葉のリフレインを多用するときは嘘でももうちょっと丁寧にテクニカルな配置をなさると、読み手としては断然気持ちよくノレれるんじゃないかな。 思うに散文の話体詩って、正直「細かい文脈を掬えない」方々からはただ口語で好き勝手書いてるようにしか見えないんですけど、でも僕、それって逆に、全然読解されなくても楽しんでもらえるってことだと思っていて、とてつもない利点に感じるんですよね。あなたは現状でも、さまざまな方から楽しんでもらえる素晴らしい文章が書けている。なので僕はの言う「その先」に価値があるのかはわかりません。アドバイスなんぞいらねーよってなら全然それでもカッコいいし、なんも言わなくてもどんどん上手くなっていくんじゃないかなとも思ってます。では、こんな僕のコメントを最後まで読んでいただけたのでしたら、本当にありがとうございました。
0ゼンメツさん おお、過去投稿作読んでくださったのですね。ありがとうございます!才能云々についてはあまり議論する意味がないと感じているので具体的なご指摘とても嬉しく思いました。<正直「細かい文脈を掬えない」方々からはただ口語で好き勝手書いてるようにしか見えないんですけど、でも僕、それって逆に、全然読解されなくても楽しんでもらえるってことだと思っていて>あたりのご指摘はまさにその通りだと思っていて、感性の合わない人にでも何かしら楽しんで読んでいただけるもの&感性のあう人にはさらにその先何かしら感じ取っていただけるもの、というのが理想っちゃ理想です。 <強いフレーズを作る力がかなりの弱点だと感じます>というご指摘は、そうですね、やはりそうだと思います。言葉ひとつでぐわっと景色や感情が広がるようなそういう詩作はものすごい弱点で、そこらへん克服できたらかなり濃い作品になるのかもしれませんね。 <そこが行分けの詩を書いているときには顕著に表れていて、きっと短文に詩情を作るのはだいぶ苦手なんじゃないかな。>いやあ、めっちゃ鋭いです。いわゆる「詩」を作るの下手くそだから途中から散文作品が増えてるんですよ、、正直なことをいうと。いわゆる詩の形式のものからうまく詩情を表現する技術がほとんどないですね。本当はそういうのに憧れているんですけど。。リルケとかやばいなって思います。まあただ、弱点とがっぷりよつで格闘するほど、その形式の詩に対して執着があるわけでもなく、イージーな方向に流れているというのが現状かと。ましてや、そこに何かしらの尖ったポリシーがあるわけでもなく。。でも文章を書くというのは楽しいものです。さらに上達できればもっと楽しいでしょうね。 言葉のリフレインに関するご指摘も確かに言われてみると「ABAB」形式が多いかも。この辺のテクニックは手持ちが少ないのでもっと精進せねばという感じです。 こんな具体的にアドバイスいただけるとは思わなかったのでおもがけずとても嬉しく思いました!馴れ合いに終わっても否定のしあいに終わっても不毛中の不毛ですが、こうした建設的な議論はとても有意義ですね。また機会がありましたら是非よろしくお願いします。
0survof さん、御作にコメントさせて頂きます。 ジェットコースターから感情の起伏が見えて、鎮めようとするほど気になる。フィクションの中で増えていく死、ピアノの音と小鳥のさえずり、その意味についてなど。繋がりがないところの面白さ、瞬間瞬間に感じる、思うことから、感傷的になることへの疲れを感じる。幸せとは何か、気付く瞬間に終わる。もう、うんざり、という思いも含まれているようなところが印象的でした。
0夏生さん こめんとありがとうございます!たしかに「うんざり」という気分があったのかもです。ハマるときはとことんハマる性格なのですが、そのせいで飽きた時の反動がものすぎて「食傷」というよりも「嘔吐」に近い感覚になることがあります。エンターテイメントもほどほどにしないと楽しめるものも楽しめなくなりますね。。
03回くらい読んでみて、初読でこれ好きなやつだーって思ったことに確信を持ちました。そして、〈引っ掛かる部分があまりな〉いとか〈ただノリで書いているだけ〉とかのコメントを見て、私の好みは軽いんだなーって思って笑ってしまいました。軽々しさ上等。 YouTubeにDance of the Line Ridersという動画があるのですが、ジェットコースター嫌いな人はとても苦手と思われます。私は怖いもの見たさでつい何度も見てしまうけれど。落っこちる感覚、あれが苦手です。小学生くらいまではそこまで苦手じゃなかったのになー。
0こうだたけみさん Dance of the Line Riders!!実はめっちゃ好きです!でもやっぱりひやっとしますね。。汗。それはさておき「軽々しさ上等」に激しく同意!意味の全くわからない外国語を使って語感とリズムだけを頼りに詩を書いてみたいものです。
0お! 動画お好きでしたか! 落ちるときひやっとしますよねー。 意味のわからない外国語ではないのですが、英語を日本語読みしてうまいこと織り交ぜて書く人がいてとても嫉妬します。アーライユーミー?(荒井由実)とか。うらやましい感性。 もっともっと軽々しくなって自由になりたいです!
0「アーライユーミー?」は確かに嫉妬するレベルですね!確かにうらやましい。。
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