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大賞推薦作
二条千河(NIJO Cenka)さんの「毛蟹×一杯」を推薦したいと思います。 コメントでも書きましたが、蟹やロブスター伊勢海老などを食べている情景かと推察します。表現全体から、食べられるものを供養しようとしているようなそんな印象も受けました。と言うか供養に直接言及して居る詩行もありましたね。食べる者も食べられる対象のような、そんな幻想的な雰囲気がいいと思いました。タイトルに「毛蟹」と明示してありましたね。ちょっと迂闊な私でした。
大賞推薦作 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1148.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
作成日時 2018-07-15
コメント日時 2018-07-16
ご推薦、大変びっくりしました。生まれ育った地域では家庭で毛蟹を茹でて食べるって割と普通だったのですが、そうでない地域の方にはあまりピンとこないのかなあと思っていたので。 >「食べる者も食べられる対象のような、そんな幻想的な雰囲気」 投稿した時には忘れていましたが、エイクピアさんのコメントで、執筆当時の意識がよみがえってきました。食べられる側の毛蟹と食べる側のヒトを、同じ俎上に並べようという意図が確かにあった気がします。外骨格と内骨格。殻の内側の身と、骨の外側の肉。だからこそ、精一杯の供養。 思い出させてくださって、ありがとうございます。
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