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金槌を持った大工さん
昼夜かまわずトントントン 年がら年中トントントン 嘘をついた鼻をトントントン 調子に乗った鼻をトントントトン 出る杭を打つ精神の大工さん とてつもなく生産性の無い大工さん でも稀にカッチカチの鼻の人がおりまして 芯の通った鼻の人がおりまして 長く美しい鼻を持つ、普通の人間の域を脱した、 本物の天狗の鼻 団扇で新しい風を吹き込み 翼を生やして憧れの世界を飛び回る 普通では見れない景色を眺め 趣のある生活を送る 大工さんはというと指をくわえて見ている 同じステージに行けばいいのにそれをしない 美しく飛び回る人を見たくないから上を見ない ずっと下を向いている 手に持ったカナヅチを捨ててほしい そうしたら泳げるようになって 人生の波に乗れるから
金槌を持った大工さん ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 895.2
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-05-11
コメント日時 2018-05-27
項目 | 全期間(2024/12/27現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
詩の前半部分が特に好きです。
0絵本のような、柔らかい景色が浮かびました。 でも「ステージ」という表現で、もっと現代的なイメージなのかな、とも思いました。
0>出る杭を打つ精神の大工さん >とてつもなく生産性の無い大工さん 私としては、敢えてこの連を挿し込むことに必要性を感じられませんでした。 最終連がきれいに落ちているだけに、むしろ削った方が物語として無理なく読めたと思います。
0吉岡 幸一様 コメントありがとうございます!嬉しいです! 前半と後半に統一性を持たせてみようかな、と思いました!
0かるべまさひろ様 コメントありがとうございます! 心のうちにあった引っ掛かりを強引に柔らかくポップにしたのですが、ポップにできていない所もちらほらあるまま投稿してしまいました。
0斉藤木馬様 コメントありがとうございます! 統一性に欠けてるなと思っていたのですが、そちらの方向性で再考してみたいと思います。 ありがとうございます!
0少し語りすぎな感じもしますが、最後の「カナヅチを捨ててほしい」は哲学的な問いを感じますし、言えそうで言えないものかなと、そんなことを感じました。
0湯煙様 コメントありがとうございます! とても嬉しいです! 語りすぎなところは自分も懸念しておりました、
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