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銀の赤子
嗚呼 君に棲む銀の赤子よ キミの素肌は白く儚く 確かに其処にあるというのに 蛆に集られ腐臭を匂わせ 朽ちてくキミを誰もが視ず 抉りて流せば 胸に孤独と希望を携えた 夢がキミを匿い君を殺す 僕は静かに夢に睡る
銀の赤子 ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 900.1
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-04-22
コメント日時 2018-04-25
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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可読性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
古風な表現が、アクセントになっているか、どうか、そこがポイントかな、と思いました。 最初の二行目くらいまで(大手拓次とか日夏耿之介などの活躍した時代のような)少し古風な、耽美的な象徴詩の世界を彷彿とさせるものがあり、そこからどのように展開されるのか。銀の赤子とは、なにものか・・・と興味をそそられたのですが・・・蛆と腐敗、なんとなく定番の組み合わせに落ち着いてしまったかな、という読後感がありました。 夢がキミを腐敗させてしまう、その「キミ」をえぐり取って洗い清めると、そこに残る空洞とはなにか。僕、君、キミと人称が入れ子のように出て来るのですが・・・もう少し関係性が、他者にもイメージしやすい比喩や空間配置などで表現されていると良いかもしれない、と思いました。
0カラフルな情景を浮かべたく、期待させられるのですが、 後半で力尽きてしまったのか、銀の赤子の詩はどこへフェイドアウトしてしまったのか、という思いを持ちました。 たぶん、前半で情景を描いていたのに、後半で抽象的なモチーフへ移ってしまって、 タイトルからそこを僕が汲み取れなかったからなのだと思います。 タイトルが変われば印象も変わって受け取れるかもしれません。 フェイド感は他の詩でなかなか感じられないので、そこを魅せたらもっと惹きつけられる気もしました。
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