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00. Vexations (Tempo di Aritmia)
40. 狂人の受精卵がハイになる前に 21. 産まれた子供たちよ 45. 安易に愛すること勿れ 28. 深刻に看取ること勿れ 04. 街路灯の点かないくらいの 10. 日中のエチゾラムをいいねするなら 67. 君生きたまふこと勿れ 62. Homo sapiensを恥じ入るならば 35. 二十代の酔っ払い 05. つまり異国の八 23. をお食べ 57. ご存知でしょうが 14. 自身の延髄へ子守歌を逆立てること 36. では力不足ですから 61. 書いてごらんなさい 39. ためらいの海辺に埋没した 53. 脳とは脳であり 19. 逆流性記憶障害でございますので 44. 弱者よ 01. 延命され過ぎた人魚の腐爛した尾ひれと 30. 祈りましょう(※ここは平坦に発音すること) 22. 肉巻きソーセージ入りハンバーグ 32. は三十路過ぎのニートが 38. 無縁仏の明日に癌化し 55. 放っておいても無限の空に 43. バニリンの多い安息香を振り撒いた 27. と同義とご理解頂けますことでしょう 65. 悪くはない 47. --自主規制--こそ詩人 02. 金色のアンニュイが堆積したラグーンに 41. こそりと死ぬ新生児の愉悦や 16. 逆流性食道炎はある眼鏡の 07. 家出少女を濡らして 34. くれると信じています 37. 逆接が希望である事への反証は 51. ワイングラスに燃ゆる 17. 発明品でございます 49. Du wirst es verstehen. 06. を簡潔に否定するまでに 59. 利き手と逆の人差し指で 09. お取り寄せしたいのですが 46. いつから 13. 緊急時に限り 11. 酢酸リナリルを 25. 旨さ 48. とよぶようになったのか 63. 意識の外に墜落せよ 20. 女々しいメスと女々しいオスの股座から 31. 情報過多と長生きの弊害について 15. を許可しますが 52. 血漿のゆらめきを飲みほすように 08. 耄碌がうるむ嫉妬色の林檎を 12. 身近なメンヘラ風の生物に点耳してください 18. 私の弟の眼鏡の発明は 24. それすなわち諸君の親である 03. 真っ赤な造花は呆気なく綻び 33. 検証して 64. あるいは覚醒するのも 54. 脳髄ではないのだから 42. シャンブレったオーガンジーの白百合に 60. 改めて一度 26. は保証された 58. 足を洗い 29. 仰々しく諸手をあげましたら 56. 皆々様の脳もいずれ昇華致しましょう 66. Please, repeat after me. 50. 傲慢であれ 【入力された情報が正しくありません】
00. Vexations (Tempo di Aritmia) ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 963.3
お気に入り数: 0
投票数 : 0
ポイント数 : 0
作成日時 2018-04-07
コメント日時 2018-05-08
項目 | 全期間(2024/11/21現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんでか削除希望側に載せてしまったので 自分で再びコメント 私はよく自分の書いている詩に詰まり等の違和感がある時 自分の書いて来た物や人様の書いた詩をカットアップする事が有ります。 (先月も投稿作でちょっとやってみてました。) 今回の詩は言葉を切り取って貼り付ける自由奔放さと楽しさを感じさせます。 上から下に普段は読んでしまいますが これはその通りに読んでも良いし 振られた番号の通りに読んでも良い 好きな番号の順に読んでも良い 1つの詩で長く楽しめる詩です。 昔、松本人志が面雀というのをやっていましたが ポエ雀として流行ったら面白いなと思いました。
0貴音さん、コメントありがとうございます。作っている間とても楽しかったので、この楽しさが伝わったようで嬉しいです。 無知なので、カットアップ、ググってきました(苦笑) 私はモーツァルトの「音楽のサイコロ遊び」を少し意識していましたが……なるほど。一つ勉強になりました。 念のため書いておきますと、この詩は並べ替えることを念頭に置いて、番号順にざざーっと書き、手動で並べ替えながら推敲しました。なので、番号順が一応「正しい状態」ですが、この「正しくない形」が偶然の産物かといえばそうでもないんですよ、とだけ。 もちろん更に並べ替えても読めますが、機械的にシャッフルするだけではつまらないので、手動で遊んで頂きたく……。 ところで、面雀って出題者のセンスが問われそうな遊びですね。ポエ雀となると、ルールがどうなるのかうまく想像出来ないけれど……あれこれ混ぜたり入れ替えたりして遊ぶのも面白そうです。
0なんというか、コメントしにくい作品だなぁと思いました。 言葉にし難いというのは、悪い意味ではありません。ノイズの部分が特にそう思いました。 番号が振られていることには意味があると思います。それは付けた意味がない、ということも含めてです。数字とは僕は順番であるととりあえず認識しているので、それを攪拌させるということは、この詩の書かれた順番、つまり上から下に読んでいくという人間の意識そのものをからかっているともいえるとおもいます。 一行一行の詩も弱いかというと僕はそうはおもわなくて、使われている語彙の幅が広く、セグメント単位で広い読んでもなんとなく面白いなというところがあります。上から読んでもなんとなく伝わるような感じがするのも不思議。最後の締めと終わりの一行は、ちゃんと始まりだし終わりだとも思えるのもいいのかなと思います。 この詩をどう受け止めるのか、というのは選択肢が多いので中々脳みそ使うので、他人においそれと進めるとかそういうのではなく、言葉を書く身として見たときに、どのように僕らは言葉を扱っているのか、そのアプローチとは、とか考えながら読むと何かしらのヒントは得られるのかもしれないです。そういう意味で実験的だなぁと思いました。
0百均さん、 返信が遅くなってしまい、申し訳ありません。これ、コメントしにくいですよね。分かります、というか、私が読者ならコメントしない可能性大です(苦笑) Vexationsという題がコンセプトそのものなので、読むことを諦められてしまっても良いとさえ思っていました。中身は言いたい事を自由に書いただけで……やってみたかったんです、こういう、身勝手な演説、のような。ですが、なんとなくでも面白いと感じて頂ける部分があったようで嬉しいです。コメントありがとうございました。
0身勝手な演説というか身勝手で可笑しい聖書みたいな印象を受けました。好きです。
0好きです。 でも最後から三行目の 「56. 皆々様の脳もいずれ昇華致しましょう」はなぜかわたしはテンポがずれてる?ような感じを受けました。 (なんでかはわからないです。) 尖っているまま駆け抜けてるような作品で、とても好きです。 今後もたのしみにしてます。
0enokizさん、聖書みたいですか、なるほど。 言われてみるとそんな気配も……? 気に入って頂けて嬉しいです。ありがとうございました。
0ささん、コメントありがとうございます。 こういう、尖った雰囲気(?)の作品は投稿するのに少し躊躇いがありましたが、好意的に受け取って頂き嬉しく思います。 参考までにお聞きしたいのですが、テンポがずれているように感じたのは、56番のみを読んだ場合でしょうか? それとも、29→56や、普通の番号順での55→56のような、前後の繋がりでしょうか?
0ひとつひとつのセンテンスから立ち上がって来るイメージや強度の問題と、全体のフレーズとして、ストーリーや連関としての強度の問題と・・・論理的連関の強度を強めていくことが散文の特性である、とするならば。 呼吸やリズムのみで(あるいは見た目の長さ、で、テキトーに、という安易さで)改行されていく、通常の「行分け詩」(改行を無視してつなげると、ひとつの冗漫な散文になってしまうようなたぐい)に、方法論的にアンチテーゼを突きつけているようにも思われました。 実際に読んでみて面白いと思ったのは、恐らく作者の意図が入っている(偶然の組み合わせであるとしても、その無限の偶然性の中で、一つの順列を選択する際に、なんらかの意図や直観が作用している、というような意味合いでの意図)順列どうりに読んで行ったときに醸し出される、生命現象や生存(社会的に延命させること、あるいは希死念慮のある人に生存を強要すること、されることと、自ら選び取ることとの間)といった問題への興味や、記憶の混乱といった現象への興味を意識的に提示していく、コンセプチュアルな側面と・・・番号を探しながら読んでいくうちに、今、読んだばかりの行のインパクトが急激に後退して・・・いわば、新たな情報によって上書きされていくような、不安定感、不安感が立ち上がって来ること、でしょうか。 現代社会における・・・時間としては継続しているはずなのに、(情報過多ゆえに)出来事としては不連続である、そんな体感を、作品そのものの読後感がひとつの比喩として提示しているようにも思いました。 コンセプト過多な作品ではありますが、文字やセンテンスとして「読解不能」であったり、独自言語を恣意的に作り出したりしているわけではない。文法のルールにのっとった上で、テクスト全体として新たな質感を提示する(全体で、体感を比喩する)という試みとして読ませて頂きました。
0まりもさん、コメントありがとうございます。 確かに「コンセプト過多」……もやもやと思うままに色々詰め込みましたが、言いたかった事の多くを汲み取って頂け、大変嬉しく思います。丁寧に読んでくださり、ありがとうございました。 批判的な言葉には前提として、自戒を込めています。この作品の最初の読み手であり、誰よりも繰り返し読むのは私自身ですから……。そして並べ替えでは、近い番号を出来るだけ遠くに置く事も意識していました。番号順に読もうとする読み手への嫌がらせでもあり、人の本音が表層の雑多なあれこれに埋もれ容易にとらえる事が出来ない様の比喩であり。これが不安定感に繋がったなら、嬉しい追加効果といえそうです。
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