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いつも空のせいにしてみれば この苦い後悔も戸惑いも 灰色の大気に紛れて消える 止まらないバスの車窓越し 追い抜かれていく急行列車 見知らぬ影を鏡に映してみる ”あなたと付き合えば私は正気を無くします。だから死んで欲しい” じゃあ僕の答えは何になる? 押し付けられた型を壊してみたい 鮮やかな青春なんて 二度と戻れない時になった 滲む感情が宿るから 必ず覚えておいてやるさ 何度も過去を拾い上げ こんなこともあったんだと 笑い飛ばせるように 前を見る 広い街に響く雑踏の音 少女たちは自由の中を走る はみ出した記憶を結び直す僕の手 この衝突する思いはなんだろう? 全然わからないや 誰かが閉じる明日を 踏み出したその足音に 何かが囁く ”続けて”と、のんきに 奇跡なんて僕の手に余るだけ ただの歩みで進むだけで 大人ほど堕ちてもいない 子供ほど輝いてもいない 僕はただ 旅路の途中にいる だからいつか全てが終わる日まで
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作品データ
P V 数 : 238.2
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2025-04-01
コメント日時 2025-04-07
項目 | 全期間(2025/04/12現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
こんにちは。 印象としては、手紙、日記、古いカセットテープが瑞々しく音を奏でている感じがします。 未完の旅人 ありがとうございます。
1”あなたと付き合えば私は正気を無くします。だから死んで欲しい” 全体的に普遍的な言葉が使われていますが、三連目だけがポンと意外性があって興味深い詩だと思いました。
1詩の続きを追加で書いてみました。↓ 全てが終わる日はきっと 風に流れる路地裏の匂いが漂ってる 錆びた鉄扉 音が消えた公園 破れたポスターの笑顔が 未だ誰かを導くのなら それを拾い集めて 新しい道標を作ろうとするだろう ねえ結局のところ 何かを選び続けているのか それともただ流れているだけか? この曖昧な感覚が僕を生かしているのね つまらない夜の静けさは 僕の胸を軋ませるけれど その音すらどこか愛おしくて 手を伸ばして 掴み取ってみたい 「このままでいい?」と問いかける影 その横顔はきっと僕自身だった 踏み出す足が重くても 信じたくなる 誰もが目を逸らしたくなる場所で
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