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ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



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普段は着ないフリルを身に纏う。 歩くのに不便でもハイヒールを履く。 煌びやかなアイシャドウを瞼に落とす。 真っ赤なグロスを唇に塗る。 長すぎる髪はブリーチして、ばっさりと。 わたしがわたしであった形が、緩やかに落とされていく。 ひとつひとつ、入れ替えて、新しくして、 わたしはわたしでなくなる。 それを望むことが、どうして正しいと言えるだろう。 美しい自傷で、今日も私は生きる。



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作品データ

コメント数 : 8
P V 数 : 542.8
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2025-03-04
コメント日時 2025-03-09
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
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 エンタメ00
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閲覧指数:542.8
2025/04/12 14時48分34秒現在
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    作品に書かれた推薦文

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コメント数(8)
レモン
レモン
作品へ
(2025-03-04)

初めまして。 えっと… そんなに無理をして、しんどくないですか? 私は、ハイヒールを2時間履いただけで、 「もう無理!」って、裸足で道を歩きました。 美しくなりたいというお気持ちには賛同致しますが、 自分に似合う、着心地の良い服、 自分に似合う、化粧 自分に似合う、髪型 人それぞれ違うと思いますので、 折角なら、ご自分に、一番似合うことをオススメ致します。 ありがとうございます。

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omado
omado
レモンさんへ
(2025-03-04)

コメントありがとうございます。 私もハイヒールや厚底をあまり履く方ではなく、体力も無いためたまに履くとすぐにへこたれてしまいます。 それでも不思議なもので、「ハイヒールで出かけたい!」「厚底のスニーカーが欲しい!」と心が欲するときというものが私にはあります。 似合うかどうかをかなぐり捨てて欲するものを身につけたい欲、というか……。 言語化すると難しいですね。 その欲求が自分をまるきり変えたいという「自傷」に思え、締めくくりの一文としました。 レモンさんの「自分に似合う、着心地の良い服」という視点が新鮮で良いなと感じました。自分が着やすいと思うこともまた「似合う」ということかもしれませんね。 こちらこそ素敵な 感想ありがとうございました。

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1.5A
作品へ
(2025-03-04)

したたかさのなかにあるやわさを、上手く表現された作品だと思いました。「美しい自傷で、今日も私は生きる」というはっきりとした決意に向かい、最短でありながらも的確に紡がれていく文章は、読んでいてとても小気味好く感じられました。

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田代ひなの
田代ひなの
作品へ
(2025-03-04)

序盤はイメチェンしたい女の子が思い浮かびましたが、読み進めていくうちに無理して自分をよく見せようとするもどこか苦しそうな女の子がイメージされました。 無理せず、ありのままでいいんだよってメッセージを送りたくなります(泣)

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omado
omado
1.5Aさんへ
(2025-03-08)

コメントありがとうございます。 >したたかさのなかにあるやわさ すごく好きな表現です!決意に向かう強さを持ちながらも、その軸にはやわいこころがある、という部分を汲み取ってくださり嬉しいです。ありがとうございます。

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omado
omado
田代ひなのさんへ
(2025-03-08)

コメントありがとうございます。 この子は少し背伸びしたくなったのかもしれないし、もしかするともう全部どうでもよくなって、衝動的に変えようとしてるのかもしれませんね。 ありのままでいられるといいね、と私も思っています。 でも私の中には少し、「“変わる”ということは必ずしも他人によく見せるための行動ではない」という気持ちがあります。普段は着ないようなものを着ること、痛みが伴うけれども履くことは、他者に強要された場合だけではないと思うのです。(それの善し悪しは分かりません。田代ひなのさんのおっしゃるように、ありのままでいられるのなら、それに越したことはないとも思います。) ではその時、何のために「変えたい」と思うのか。その答えは私の中ではまだ出ていません。もう少しゆっくり考えてみたいなと思っています。 考えのきっかけになる素敵な感想ありがとうございます!

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メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2025-03-08)

思い出すな。タカノ友梨エステビューティコンテスト。いまはシンデレラコンテストか。テレビで放送してましたね。楽しみにしてましたが、いまでは見ないな。綺麗に磨かれた熟女の面々。羨望と眺めていましたね。ボクも整形したいなって。

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omado
omado
メルモsアラガイsさんへ
(2025-03-09)

コメントありがとうございます。 そんな番組があったんですね!若輩者なため存じ上げず……。 整形という行為は私が今回主題とした「変わる」の最たるものですよね。自分がなりたい顔になるためにすることを他者が止める権利は無いなと思いつつ、その願望が外部からのルッキズムによるものかもしれないと思うと、どうも推奨できず、難しいところだと思います。 それでも美しさを楽しむ人には憧れますよね。私も「こうなりたい!」に向かう方々を見ると元気が出ます。 素敵な感想ありがとうございます。

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