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ぱわふるる
朝焼けと共に 目覚めた 身体には力を 漲らせて 寒さにふるえながら 急いで ストーブで暖をとる 美しい明け方の空が 今日のひの晴れを 約束している しばし 夜明けの街の呼吸を きいている 街灯がひとつ またひとつ きえてゆく キャビネットに 飾ってある 人形の目が 白く光る 少しの間 それに見入る 外では夢見がちな からすが 電柱の上から こちらを見下ろしている イチニノサン バサバサッと 飛びたった
ぱわふるる ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 499.1
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2025-02-22
コメント日時 2025-02-28
項目 | 全期間(2025/04/12現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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叙情性 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
初めまして。 よくあるような朝の光景かと思えば、 「人形の目が白く光る」と鋭い描写が出てきたり、 「夢見がちなカラス」とほんわりしてみたり。 「イチニノサン」でカラスが飛び立ったのが良かったです。 ありがとうございます。
0街灯が一つ一つ消えていったり、人形の目が光ったりするのが朝焼けの兆し、というのが面白い世界の捉え方だなと。夢見がちなカラスの表現たちも、かわいらしさ(親しみ)と怖さを併せ持っているようで良い。 欲を言えば、人間よりも先にそれらの目が覚めていく、という順番に書かれた方が、見ちゃいけない世界を垣間見てる感じが出て良かったのかな、とも思いました。
0カラスが飛び去ると言うか飛び立った場面が印象的なのですが、何か人間めく鴉なのかもしれません。
0しばし 夜明けの街の呼吸を きいている ……この部分が、どこか好きだと思えた。 こういうのを僕の詩にも応用していきたいと思う……。
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