「仕方ない節」「ドジな人(『Love Me Tender』意訳)」二篇 - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

「仕方ない節」「ドジな人(『Love Me Tender』意訳)」二篇    

「仕方ない節」 仕方ない星人に囲まれて、仕方ない 仕方ない 仕方なく、この星に放り込まれたことを知り じゃあ、仕方ない 欲しい好きやりたいに出会って そのために他のことは、仕方ない 大事大切尊敬するべきものに出会って じゃあそれを守るために、仕方ない 幼稚園小学校中学校仕方ない掟に従って、仕方ない席に座って 喧嘩しないのも、仲良くするのも 仕方ない 仕方ない ドレミファソラシドの音階教わって 雨風吹きダンスを踊るように なにかに取り憑かれたように 仕方ない 仕方ない 仕方なく生きるのが楽しくなって 時に、喧嘩 いじめも受けました 仲間外れもされました それでも最後には 仕方ない 仕方ない 仕方ないは許すこと 仕方ないは悟ること 諦められないこの想い それでもいつかは、仕方ない 仕方ない 仕方ないの上に咲く花 仕方ないの上に生る実 生んだり育てたり、面倒みたり それでは来世まで 仕方ない 仕方ない 春には桜の木 きっと、生るね それではみなさん、またあした いつかまた、ここで逢いましょう グッと込み上げる 仕方ない 仕方ない 「ドジな人(『Love Me Tender』意訳)」 その人の名は どちらでしょう その日暮らしの ドジな人 見てみ 見てみ ドジな人 みんなと比べ ドジな人 仕事が終わり 夏がくれば 田舎に帰るしたくだよ ミーンミミーン ミーンミミーン 蝉の声 風鈴便り 風運ぶ クワガタムシを追いかけては 風と遊んだ 遠い記憶 ミーンミミーン ミーンミミーン 蝉の声  冷凍庫には アイスの山



「仕方ない節」「ドジな人(『Love Me Tender』意訳)」二篇 ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 16
P V 数 : 983.5
お気に入り数: 0
投票数   : 3
ポイント数 : 0

作成日時 2025-02-09
コメント日時 2025-03-03
#現代詩 #動画 #縦書き
項目全期間(2025/04/12現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:983.5
2025/04/12 15時22分07秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

「仕方ない節」「ドジな人(『Love Me Tender』意訳)」二篇 コメントセクション

コメント数(16)
湖湖
湖湖
作品へ
(2025-02-09)

なかなか毒舌ですね。頑張れ!という言葉の価値と乱暴、頑張らないで良い、という選択肢を思いました。仕方ない、とは割り切り。夢を描き実現するにはある程度で困難があり、拮抗するには言葉を使い人と話し未来を分け合うことかなあ。

1
完備
完備
作品へ
(2025-02-09)

鼻くそほじりながら何も考えず、あるいはやけくそで適当に書いた代物に見える。

1
万太郎
万太郎
湖湖さんへ
(2025-02-09)

コメントありがとうございます。 ゲーテの言葉に『何人も人かどの人物になるには自己を諦めなければいけない』という言葉があるそうです。タモリさん的なものかも知れないですけれど、どこかで意地を張っても他人のために譲るという精神がないと人はダメなのかなあと思います。 私の人生でいえば、親のわがままに付き合わされて振り回され、精神病院にまで入っているけれど、満更でもない人生だったかなあと思うんですよね。

1
万太郎
万太郎
完備さんへ
(2025-02-09)

了解。有難うございます。最新作はセックスですか。それはそれで価値観かなあと思います。

0
千才森 万葉
千才森 万葉
作品へ
(2025-02-25)

朗読の動画も楽しませてもらったんですよ。文章で読んで思い浮かんだ印象と、朗読から感じ取れる印象が違いましたね。 聞く前は、暗く内側に籠もる感じの詩なのかと思ったんですけど、朗読されている時の意識は徐々に外へと向かっていました。わたしは外だと感じましたね。これがもっと暗い朗読でしたら、別の作品にコメントを書こうと思ってました。 ああ、そっかと。わたしは仕方ないって諦める言葉として使われることが多い印象を持っていましたが、作中では許すであって、悟るであって、諦めることじゃないですもんね。 いや、ちゃんと読めばしっかり書かれているんですけど、いかんせん画面の四方八方から襲ってくる『仕方ない』の文字のインパクトが強すぎて、自分の先入観に飲まれてしまってました。書きたい気持ちはわかるんですけど、さすがに多いかもしれません。 諦めているわけじゃない、だからと言って全ての文が前向きとか、明るいイメージで使われているわけでもない。もっと、当たり前に存在している、ニュートラルなイメージで使われる仕方ないの言葉。 もちろん、ネガティブ、ポジティブあるんですけど、それは日々の波の具合であって、過度に善悪どちらかのイメージに引き込もうとする作品になっていないところが印象深かったです。 否定してみようかとも考えたんですよ。仕方ない? そんなことはないんだ、と。 でも、否定できなかったんですよね。あれもこれも仕方ないからって言われたら、確かにな~自然とそうなっちゃうよな~と腕組みしなきゃいけなくなります。なんだか言い負かされた気がするのでポイント入れておきます(笑) そうですね。わたしの感想としては、生きているだけで仕方ないなら、どうせなら格好つけたいな、なんて思いました。 どうせなら。 どうせなら、にも仕方ないが被さってくるのでしょうし、だったら覆われる前にひょいっと掴んで、仕方ないまま格好をつけたい。 そんな生き方、と言えばさすがに大きくなってしまいますから、せめて字面だけでも良く見せたいものです。 色々と考えさせられる作品でした。 最後の、込み上げてくるの一文が良かったです 歌。エンディングテーマみたいになってて雰囲気作りが結構好きでした。

2
レモン
レモン
作品へ
(2025-02-25)

こんばんは。 やっぱり歌うポエトリーリーディングはオリジナルだと思います。 しかも一番は、ラブミーテンダーの音階をなぞって、詩にしている芸の細かさ! その姿勢がカッコいいので1票入れます。

1
万太郎
万太郎
千才森 万葉さんへ
(2025-02-26)

作品はその場で直ぐにウケを貰うことを目的にしたアドリブと違い、何度も読み直して、その筋の良さや真意を汲み取って頂くことが出来ますよね。僕は現実世界のアドリブでは負け続けている人間です。その分、自分なりに筋があってやっている生きているんだというそのロジックにおいては負けたくないという思いがあります。 先入観確かにそうですね。仕方ないということは妥協をよしとする言葉で、それを綺麗と言えるかどうか? しかし現実世界はそんなことの連続です。恋愛に関してさえ時にそうです。この場所この地には自分の求めるもっと高い次元の女性がいない。するとこの内容の女性だけれど、一緒にいないよりいいし、自分に好意を寄せてくれるのだから、まあ仕方ない。モデル並みの女性と付き合える人なんて稀です。だけど一人じゃ寂しかったんだから仕方ない。こんなことの連続だと思います。 自分で世の中を支配したりコントロールするのでなく、場や環境に合わせて自分が変わり続けなければいけないという状況に追いこまれていく人というのはいて、自分は常にそうでしたね。他人に命令したり、誰かを動かす立場に立つことはついぞ出来なかった。どこかで他人に主体性を常に求める思いがあり、自立した狼としての他者と自分という関係を求めてしまっていたものですから。 歌もお褒めくださり、ありがとうございます。 私はビーチボーイズというグループが好きなのですが、彼らの歌や音楽も一見明るいようで中心メンバーのブライアンウイルソンは心の病気を抱えていたり、明るいとか暗いとかポジティブネガティブ、相反したイメージが一つの作品の中に収まっていて、どっちとも言えないようなそういう中庸というか、難しいものを表現したいと思っています。 見栄を張るというか、疲れない程度に私も格好つけて生きていきたいです。

1
万太郎
万太郎
レモンさんへ
(2025-02-26)

ありがとうございます。こちらに一票入れて頂けるということで大変ありがたいです。 ドレミファソラシドの音階で替え歌を作ってみました。結構面白いかなと思い。他にこういうことやっている人いないかと思ったのですが周りを見渡してもそんなにみないですね。 レモンさんはあいたみつを商法で売り込んでいくつもりなんですね。あいたみつをさんが出てきた時、複雑で進歩的な音楽が溢れ、そこに疲れている人たちに狙い目とばかりに隙間産業をやったあいたさんがいた。意外と商魂逞しいのがあいたみつをさんだった気がするのですが、レモンさんの内容指摘などをみて、頭のいい人がやっている素朴シンプルなのかなと思い直しました。この歌を音階で替え歌にしていると気づき、それを指摘する人は実際にカラオケで歌っても説明しないと気づく人はいないです。

1
メルモsアラガイs
メルモsアラガイs
作品へ
(2025-02-26)

レモンちゃんの出現は現フォのあの女性じゃないかな。そんな気もするんだけど、万太郎さん、万太郎さんは動画配信やるべきだね。YouTuberニコニコ動画。ラジオ。どれでもいいね。第一回のゲストみうらじゅんに頼んでみてね。高くつくかな。笑。パーソナリティやるべきだよ。詩人いっぱいいるし。喋れる人もいるだろう。少しはネームの知れた人がいいかな。こちらのサイトでもいい。掛け合ってみれば? 「詩人と話そう」いや、もっといいタイトルはあるね。万太郎さん。きみはパーソナリティ向いてるよ。おもしろい掛け合いを見てみたいね。※ごめん。詩の感想はまたのちほど。

1
万太郎
万太郎
メルモsアラガイsさんへ
(2025-02-26)

現フォに不思議さんいましたね。あの人かなあ。僕はプロデューサーつけば結構いい点数取れる気がするんですけど、一人で作品プロデュースすると好き勝手やってしまい、ダメですね。ラジオはやってみたいなあ。漫才みたいのだったらアドリブでも結構掛け合いに優れた人とやってみたいです。

1
レモン
レモン
メルモsアラガイsさんへ
(2025-02-26)

りつでぇーす。^^

0
レモン
レモン
万太郎さんへ
(2025-02-26)

ははは。 りつでぇーす。 ずいぶん、成長したね。 今度は私が教わる番ですだ。 宜しくね。

1
西川晋之介
作品へ
(2025-03-01)

万太郎さま、こんばんは。 私は昔、仕方ないという言葉をあまり 好まなかったのですが、45才になり 仕方ない事は、とても沢山あるなあと 感じています。最近、ヘルニアになっ てしまいました。その節は、励ましの お言葉ありがとうございました。 心が軽くなりました。体調管理していても、中年になりますと、こんな感じ です。まさに仕方ない節です。 私は詩の技術については、ほとんど わかりませんが、万太郎様の作品から 愛と優しさを感じます。 エルビスは私も好きです。

1
万太郎
万太郎
西川晋之介さんへ
(2025-03-01)

こんばんは! 私の歌に愛と優しさを感じて頂けたということでとても嬉しいです。 また、コメントでのやり取りに心が軽くなったとのこと。ありがたきお言葉。 椎間板ヘルニアは日常生活を送るにあたり、支障ができてお辛いだろうなあと想像します。 人生って妥協の連続だけど、健康やそういったことに関しては、自分が変われば良くなるっていうことは往々にしてある。改善出来ることは成る可く改善していきたいとは思いますよね。私は内海聡さんの著作や船瀬俊介さんの本を健康に関し、参考にしています。ヘルニアのことももしかして、書いてあるかも知れません。 座り姿勢を長時間続けていると腰に負担がかかることも多いし、エアコンの効いた部屋に長時間いると体も硬く、血の巡りが悪くなってしまうこともあると思う。つまり現代病だと思いますが、少し調べてみると、同じ姿勢(立ちっぱなし、座りっぱなし)を長時間続けるのが良くないようですね。ウォーキングや水泳などが有効だとか。食べ物も食べすぎてると体が重くなり、負荷をかけるようですね。生活習慣だけの問題でなく、環境の問題がもしあり、それが変えられないというなら正に仕方ない節だなあと思います。 詩の技術に関しては私もわからないことが多く、本当に素人芸です。ですので、学術的なことを学んできた人には気後れする面もあります。絵画を志す方は、西洋美術の基本を学んできた人に気後するのと似てますかね。なので西川さん同様、感覚で感じるアートとしての詩を得意とします。 エルヴィス、昨日も聴いてましたが、シンプルなカントリーandロカビリー調の初期のスタイルのものは、古びない。ハワイアンをやっていた時期のものも味があるし、70年代に時代ズレしてしまった時期のものにも、聴きどころのある作品がある。エルヴィスがジョンレノンに影響を与え、それを私の父が聞き、洋楽洋画に囲まれて育ったことを思えば、感性レヴェルで作品の中に溶け込んでいる存在なのだと思います。ロックンロールで学んだリズム感だったり、言葉の遊びだったりを古典と繋ぎ合わせて表現しています。

1
西川晋之介
万太郎さんへ
(2025-03-03)

おはようございます。 色々なアドバイスありがたいです。 腰に負担のかかる仕事に、ついていま して、コルセットなどで対策はしているのですが、職業病の様な感じです。 内海聡さんの本、探してみたいと思い ます。ネットで健康の情報を調べる事 はありますが、本を読んでみるのも 良いかもしれません。やはり生活習慣 は大事ですね。全く勉強してこなかった私ですが、最近詩の教室をされている先生のブログの様なものを、よく 読んでおり、多少ですが学びはじめ ました。ジョンレノンは私も好きでして幼少期から30代までは、よく聞いて いました。万太郎様と私は何かと共通 する所があるなあと、これ思います マリリンマンソンしかり、ロック畑の ものが、お好きなのですね。作品に 反映されていると感じます。 今日は数年ぶりに、ジョンの魂を聞こ うと思います。

0
万太郎
万太郎
西川晋之介さんへ
(2025-03-03)

いえいえ、どういたしまして。 私も本当はパソコンを使いながら仕事するディスクワークのようなノーマルな仕事についていた気もする気質なんですけど、悪ガキと病気の兄の影響を受けて、違う道を歩んでしまった感じです。だから障害者とか、元々そういう気質の人たちに囲まれてあわないで苦しいですよ。人が聞こえているところで人の悪口言うし、目の前で鼻くそは穿り出すし、体育館で尻出したり、唾吐いたり、マナーも教養もない。それらが人権人権と言われて守られる輪の中にいるのですから。 腰は大変ですが、割とノーマルな生活を送られているようで、その生活の中で大変なこともおありでしょうが、それも日常の歪みの一つと思えば、改善の余地あれど、どうか極端なこと話されず穏やかな対処をされることをお薦めします。内海さん、色々収穫のあることを書かれておりますよ。 マリリンマンソン世代的にはど真ん中で、僕が中学生ぐらいの時に過激なイメージで出てきて、思想的なものとか、面白くて興味深くてよく聴いてましたね。映画『マトリックス』で彼の曲が使われていたので、興味を持ち聴いたんですけど。 あの映画の後に、エンディングテーマとして、あの迫力のあるロックサウンドを聴いて痺れたのです。替え歌も作りました。マッチの歌詞とミックスして『ハッとしてグッド』原曲は『ロックイズデッド』 「ジョンの魂」私もあのアルバムは名作だと思います。 共通するところあると言うことで、なにか割とノーマルな世界にいそうな方にそう言われることもまた嬉しくありがたいことです。

1

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 3