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星の王子さま
注文していたサンテグジュペリの星の王子さまが届きました。 世界一のベストセラーのはずです。 裏表紙に 一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語 と書いてありました。 ぼくはその文章を見て泣きそうになりました。 この星の王子さまの絵本は、アマゾンの中古を買ったのです。 と言うことは、ぼくの前に買って読んだ人が、一人はいるはずなのです。 でもその人には宝石にはならなかったのです。 宝石ではなく、ただの石ころだったのです。 その証拠にバーコードのところに、値札をはがした跡があります。 ショップの人が丁寧にはがしたのでしょう、カバーが少し破れてシールの糊が残っていました。 値札のシールにはブックオフ110円と印字されていたかもしれません。 ぼくはそんなこととも知らずに、相場より高い値段で買ってしまったのです。 これでまた積ん読本が増えました。
星の王子さま ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 612.9
お気に入り数: 0
投票数 : 1
ポイント数 : 0
作成日時 2024-11-02
コメント日時 2024-12-30
項目 | 全期間(2025/04/12現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合ポイント | 0 | 0 |
平均値 | 中央値 | |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
音韻 | 0 | 0 |
構成 | 0 | 0 |
総合 | 0 | 0 |
※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
なんでだろう、ヒロシです風の声が聞こえる...笑 星の王子さま、ブックオフで捨て値で置いてる名著の代表格ですよね。あまりにベタで、逆に誰も触れようともしない。「ええタイトル、挙げますなあ~」と感心&ほっこりしました。 ちなみに、10年くらい前に、柳美里の「8月の果て」をブックオフで500円くらいで入手したんですけど、いま古本でウン千円になってますね。たまにそういうことがあるんで、ブックオフパコはやめられません。
0こんにちは。コメントありがとう。ヒロシ風に聞こえるのは、ぼくの性格がねくらだからです。あはは
0ぼくの部屋も本だらけです。
1「星の王子さま」という作品には、『本当に大切なものは目に見えない』という、一節が含まれている物語ですが、「ぼくの前に買って読んだ人」はその一節に真に共感したからこそ、この絵本を手放したのでしょう。 「ぼく」や「ショップの人」は、星の王子さまの絵本を「物質」と見做しているようですが、「ぼくの前に買って読んだ人」にとっては星の王子さまの絵本を「情報」と見做していた、そのような価値観の違いから生まれた悲しみ、涙なのかもしれません。 絵本の状態については記述がない(「ぼくの前に買って読んだ人」が熱心に読んだかどうかがわからない)ので、本当に憶測みたいな感想になってしまいました。 (ちなみに私は青空文庫にあるような小説でも本として購入して読みます、物質化されていたほうが手に取りやすいので。電子書籍だと注意が散漫になってしまう……)
0お読みいただきありがとうございます。
0お読みいただきありがとうございます。
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