よるのふろ - B-REVIEW
新規登録
ログイン
PICK UP - REVIEW

ことば

ことばという幻想

純粋な疑問が織りなす美しさ。答えを探す途中に見た景色。

花骸

大人用おむつの中で

すごい

これ好きです 世界はどう終わっていくのだろうという現代の不安感を感じます。



作品を
別枠表示

よるのふろ    

一番風呂に浸かってはじめて、自分の冷たさを知った、よる。 こんなことならわたし、ずっとぬるま湯につかっていればよかった。 窓から漏れ出る冬の空気を吸って吐いて、蒸気を見、私は生を実感し、喉に寂しさを内包した冷たさが入り込んでくる。肺が痛い。 狼の遠吠えが何処かから聞こえる、気の所為ですね、きっと負け犬です。



よるのふろ ポイントセクション

作品データ

コメント数 : 5
P V 数 : 795.5
お気に入り数: 0
投票数   : 1
ポイント数 : 0

作成日時 2024-11-01
コメント日時 2024-11-11
#現代詩 #縦書き
項目全期間(2025/04/17現在)投稿後10日間
叙情性00
前衛性00
可読性00
エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合ポイント00
 平均値  中央値 
叙情性00
前衛性00
可読性00
 エンタメ00
技巧00
音韻00
構成00
総合00
閲覧指数:795.5
2025/04/17 11時52分28秒現在
※ポイントを入れるにはログインが必要です
※自作品にはポイントを入れられません。

    作品に書かれた推薦文

よるのふろ コメントセクション

コメント数(5)
ぺえ太
ぺえ太
作品へ
(2024-11-04)

タイトルを見て、ふと高村光太郎の詩「真夜中の洗濯」が頭に浮かびました。 自省には最適のシチュエーションですよね、よるのふろ。寂寥感がうまく描けていると思いました

1
万太郎
万太郎
作品へ
(2024-11-05)

お風呂に浸かる時の、脱力感がよく出ていると思います。 風呂場の外から聞こえてくる鳴き声を、内省の結果としての表れの負け犬の遠吠えであると表現するところに、内側の世界と外側の世界の見境をなくし、リラックスしている作者の心境が伺えました。

1
おまるたろう
おまるたろう
作品へ
(2024-11-06)

舎利さんポテンシャルは凄そうですが、この調子ではずっとこのままでは?とも。

1
舎利
舎利
おまるたろうさんへ
(2024-11-11)

確かに、現状に甘んじている自分を感じています。「ポテンシャルは凄そう」との言葉、嬉しいです。書きたいものをじっくり練ってなんとか現状を打破したいものです。

0
stereotype2085
作品へ
(2024-11-11)

表現力が素晴らしいですね。 個人的な僕の要望ですが、この表現力で悲しくもなく喪失感もない、むしろ喜びにシフトした詩を読んでみたいですね。

1

B-REVIEWに参加しよう!

新規登録
ログイン

作品をSNSで紹介しよう→

投稿作品数: 2