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BIRTHDAY SONGを待ちわびていた地球の終わりに
BIRTHDAY SONGを待ちわびていた地球の終わりに ポイントセクション
作品データ
P V 数 : 1377.6
お気に入り数: 0
投票数 : 2
ポイント数 : 0
作成日時 2024-10-02
コメント日時 2024-10-16
項目 | 全期間(2025/04/12現在) | 投稿後10日間 |
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叙情性 | 0 | 0 |
前衛性 | 0 | 0 |
可読性 | 0 | 0 |
エンタメ | 0 | 0 |
技巧 | 0 | 0 |
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※自作品にはポイントを入れられません。
- 作品に書かれた推薦文
混沌と秩序 世界の終末と言うものにある意味で飽きていると言うか、散々世界の終わりが語られてるのにやはり明日がやってくる事に慣れ過ぎてしまっている。 国家や権力者のプロパガンダがあまりに巧妙で世界が危機的な状況でも、それはそれで マックの月見バーガーが今年も遂に食べれるとわかれば頭の中はそれが全てになったり、ディズニーランドでハロウィンのイベントが始まれば… …。 まぁ何が言いたいのかと言えば 詩人とはやはり理想を語らなければならないのではと思うのです 目の前にあるモチーフから遡ってその源泉を見つけなければならないというか この作品のBIRTHDAY SONGから俺が想像するのは「きよしこの夜」でしょうか TikTokのおすすめをスクロールしているとそれだけで世界が構築されるみたいな ブロイラー的な生活から抜け出す事がそれが良い事なのか如何なのかもわからなくなっているので詩人の矢のような言葉は もしかすれば今の権力者達には邪魔なものなのかもしれないと思いました この詩には力があると感じました、何と言うか魔術的な力 良いと思います、一票入れさせて下さい。
1詩人は紀元前の預言者のような役割を果たしているのかもしれない。 危機的回避をするために詩を紡ぎ出し、時の王に忠言する、そういった役割を間接的に現実世界に行なっているのかも知れないと思わせる詩ですね。
1わたし自身、世界情勢に詳しくないですし、戦争表象を扱った作品にコメントするほどの見識は持っていないのですが、なんとなくオリエンタリズムの匂いがするのが気になりました。
0双子が人間のヒューマニティの普遍性を暗示している気がした。お上手です。
1吸収さん、コメントありがとうございます。お返事遅れました。吸収さんのような優れたレッサーの1人に、賛辞をいただき嬉しい限りです。詩人は理想を、という点は僕も意識していて、前々作の「WORLD CITIZENとは……」ではその理想の喪失を嘆き、この詩では理想の危機を描いています。悲観主義やリアリストになるのってわりと簡単で、それっぽいことを言ったり書いたりというのは、出来ることは出来るんですよ、僕の認識として。ただ現実を踏まえた上でまだそれでも、理想を語るというのは本当に難しい。しかも読み手が白けない程度に。この詩では五連目に技術的な試行が施されていて、冷めないよう工夫しているのですが、どうだったのでしょう。僕としてはかなりうまく行ったと思います。魔術的な力。権威や現在進行形の現実にあらがうには、本当に魔術的、底知れないパワーが必要で、詩やクリエイティブなもの全般、またはアートと呼ばれる何かには、その力があるのかもしれません。
1秋乃さん、コメントありがとうございます。時の王に忠言する預言者のような役割を詩人が担っている。僕も大げさかもしれませんが、同意するところ多々ありです。モンテスキューだったか誰かが、「神」について、人間よりも一個上の意識、知性が存在するということで、権力者や人間全般をセーブする点で大いに有意義である、という趣旨のことを言っていて、無神論的な立場での宗教擁護だな、と妙に納得したことがあったのですが、詩にも何がしかのパワーがあると僕は思いたいですね。もちろん詩人や詩に、過剰でよからぬ権威がもたらされるのには危ういものを感じますが。そういうバランス感覚でこの詩は書かれています。書かされていると言えば、より魔術的な力が宿るかもしれません。
0おまるたろうさん、コメントありがとうございます。この詩は美しく理想に満ちた官能的な作品を作ろうと意図して書き始めたのですが、最終的に意識したのはイスラエルとガザの問題です。しかし偏った意味でのオリエンタリズム志向はこの詩にはなく、いい意味でのバランスを取ろうと志向していると思います。ご指摘感謝です。
0双子。いいですよね。双子さん当事者には双子って言っても普通の子だから!と言われるかもしれませんが、こうやって文字に起こすと本当に神秘的な力があります。僕もこの詩における双子って何なのかな、無形の理想的なな力、何がしかかな、と思っていたのですが、湖湖さんのコメントでヒューマニティーの普遍性という、美しい言葉をいただきました。あらためて感謝です。お上手、いただきました!
1タイトルがとても素晴らしい と思いました。 (なんかブランキーぽい。) 内容は予言詩ぽい、色々考えました。
1ローゼ・ノイマンさん、コメントありがとうございます。タイトル、いいですよね。自分で言うのもおかしな話ですが。ちなみにこのタイトルは令和・平成の曲名かバンド名かわからない、バンドの名前というshort動画に、少しだけインスパイアされています。
0良い意味で饒舌で雄弁な書き手の良さが出ている。 すべてが混沌へと睡るようにBIRTHDAYSONGに呑まれていく。 安楽死するかのようです。 飛び去るだけの流星群からわかたれた 双子は新しい種なのかもしれないなんて ライトなSFみたいでもある。 希望と諦めが絡み合いながら波紋となる。 一連目は華やかなイントロですが、二連目からいきなり初めて双子の映像を焼き付けても鮮烈さが出てよいかもしれません。
1東方の三博士は強くイエスキリストを想起させられるのですが、この詩は聖書の話や、イエスキリストの詩ではなさそうです。第三次世界大戦の懸念でしょうか。戦争を起こすものの暗殺を示唆する詩行。きわめて時事的な詩だと思うのですが、時代状況と切り結ぶ詩は評価が難しいと思いました。
1ほばさん、コメントありがとう。この詩は唯美、耽美傾向のある序盤と、徐々にリアリティに迫っていく中盤のバランスがとても取れていると思う。SF。SF的だと考えると双子の捉え方もまた変わりますね。神秘的で示唆的で、予言めいた印象さえ持たせた双子。湖湖さんにはヒューマニティの普遍性と、僕がおぼろげにイメージしていた言葉をあてがってもらったり。この詩はいい意味で成長していった、幸せな作品だと思う。
0エイクピアさん、コメントありがとうございます。そうですね、指摘された部分。戦争を引き起こす男を…は評価が難しい箇所かもしれません。ただこの作品は、暗殺を肯定しようとする男の言葉さえもかき消され、幸せに満ちていく、という構図で書かれています。大戦を予期した最中でも、その理想と喜びを抱きしめて、という。ですから暗殺を仄めかす男の言葉は、この作品においては肯定も否定もされていません。露わになった弾丸の本質の一つとして描かれているだけです。この詩に要所は、この過激な言葉さえ大して重視されない、もっと別の場所にあるのです。、
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